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内容説明
第二次大戦後しばらくして、ニューヨークに帰郷した“ぼく”が目にしたのは、旧友についての信じがたい新聞記事だった。エメット・ラファティ―あの魅力的な刑事が、なぜこんなひどいトラブルに巻き込まれてしまったのか。彼の順風満帆だった人生は、あるショウガールと出会ったことから突如狂いはじめた…。元ジャーナリストの“ぼく”が関係者から集めた断片的な情報を組み合わせて、記事の裏にある真相を再構築した狂おしくも哀しい愛のかたち。バリンジャーならではの技巧が冴え渡るトリッキーなクライム・ノヴェル、ついに邦訳なる。
著者等紹介
バリンジャー,ビル・S.[バリンジャー,ビルS.][Ballinger,Bill S.]
1912年アイオワ州生まれ。ウィスコンシン大学卒業後、ラジオやテレビの台本を書くかたわら、小説家としてデビュー。『消された時間』などを発表し、技巧派として人気を博した。1980年歿
尾之上浩司[オノウエコウジ]
英米文学翻訳家、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーチャー
11
ストーリーの運び方が巧いので、面白いとは思うんでがす、結局いつか観た映画のような物語&結末でした。ただ、個人的にはポケミスのページ数は、これくらいが一番読みやすいですね。2016/04/29
のうみそしる
2
映画を見ているような手法だった。最後の主人公が混乱していく様は見事に描かれていた。ナゾよりも哀しさが残る。2012/09/23
Jimmy
1
せつない小説ですが、ミステリ的には満たされない作品ですね。 バリンジャーにしては残念。2011/10/22
じろ
1
美しくない罠だけど文章は美しい 2011-73 ☆☆☆☆2011/07/01
かもこ
1
「煙で描いた肖像画」のような悪女を想像して読んだら予想と違っていた。ある女の虜になってしまった真面目な警官が、女を繋ぎとめるためにひたすら堕ちていく様は、どこかかなしかった。2010/06/21