Hayakawa pocket mystery books<br> 虚飾の果てに

Hayakawa pocket mystery books
虚飾の果てに

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  • サイズ 新書判/ページ数 427p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150016777
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

映画脚本の基礎を確立した、ハリウッドの大物ゴードン・キャントウェルの邸宅で、月例パーティが催された。しかしその席上、脚本家志望の青年レイザー・ジャファーリが突然死してしまう。さっそく警察が呼ばれたが、彼がゲイであり、HIVに感染していたことが明らかになると、単純な病死として片づけようとした。たまたまパーティに出席していた元新聞記者ベンジャミン・ジャスティスは、その死因に疑問を抱き、調査を始めるのだが、その過程で殺人の疑いが…前作『夜の片隅で』で絶賛された甘くせつない世界が甦る、異色ハードボイルド。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shiaruvy

2
【1999.06.30 初版】 シリーズ2作目。 前作より出来はよろし。2017/08/30

Alice@JazzCafé

1
新聞記者のベンジャミン・ジャスティスが活躍するゲイ・ハードボイルドのシリーズ第2弾。虚飾に満ちたハリウッドの映画業界を舞台に、成功を夢見た若き青年が殺害された事件の解明にジャスティスが挑む。真実を暴くためならば非情にもなり、正義を犯す者には容赦ない報復もしてしまうジャスティスのハードボイルドな側面と、孤独で切なくセンチメンタルな側面のコントラストのバランスが絶妙。とても気に入っているシリーズで確か8巻まで出ているが、遺憾ながら日本では2巻までしか翻訳されていない!2011/10/18

いぬすけ

0
映画業界を巡る不可解な死の謎って感じで、昔の少女マンガ「伯爵と呼ばれた男」を思い出した。主人公が映画業界に詳しくないのがちょっと不自然。記者を長年やってたら畑違いとはいえあんなに知らないはずないのになあ(読者に説明してる部分もあるんだろうけど)。相変わらずゲイの愛憎描写には不可解な部分が多い…。女性の描き方にもうちょっと深みがあると物語全般が面白いのに。なんだかゲイ(俺)はかわいそうなの!辛いの!世間は酷いの!って被害者要素を全面に押し出されている感じがして読んでてうんざりするし辟易する。そりゃ大変なんだ2014/12/25

mejiro

0
前作よりいろんな意味でパワーアップしてる感じ。主人公の独善的な部分やずうずうしさも強くなっていて読んでて疲れた。2014/03/18

canabi

0
21−20192019/03/11

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