Hayakawa pocket mystery books<br> 黒い娘、白い娘

Hayakawa pocket mystery books
黒い娘、白い娘

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 19X11cm
  • 商品コード 9784150015718
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

クリスマス・イブの夜、ヘンリ・ティベット主任警視の家に意外な人物から電話がかかった。今年で90歳近くになる旧友のルーシーだ。今ではカリブで悠々自適の生活をしているはずのその彼女が、なぜかわざわざロンドンにきているという。ヘンリは食事に招いて話を聞くことにした。ルーシーの話に、ヘンリは眉をひそめた。実は彼女の住む島タンピカがコカイン密輸の中継点になっており、島の首相や警視総監までもが一枚かんでいるらしいというのだ。ルーシーは名誉総督から密命を帯びて秘密捜査を頼みにきたのだった。ヘンリは妻のエミーとともに南の国に飛んだ。だが二人の到着早々、麻薬密輸の首謀者と目されていた男が突然謎の事故死をとげた。ヘンリは身分を偽って陰謀のただなかへと潜入していくが…。暖かい語り口と全篇に溢れるサスペンス―英国ミステリの女王モイーズが久しぶりに贈るファン待望の最新作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Inzaghico (Etsuko Oshita)

4
黒い娘が「白い娘」に魅入られて廃人に、というのは、今も昔も変わらない光景で、このために犯罪が起こる、というのも定番。それをどう捌いていくのかが、ティベットの、否、モイーズの腕の見せどころだ。妻のエミーはおきゃんだが、おきゃんすぎて危ない目によく遭うのはご愛嬌。 ルーシーはたいした老婦人なのだが、最後の最後にさらに驚かされる事実が発覚。こういうおばあちゃんもいいなあ。 2018/10/25

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