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内容説明
あれはやっぱり事故じゃない。殺人だったんだわ！―ホテルの階段から落ちて死んだ老女の宝石が盗まれたのを知ったとき、パージェター夫人の疑念は確信に変った…〈デヴェルー〉は上流階級の人々が老後を送る、長期滞在客専用の高級ホテル。泊り客は貴族、退役軍人、元女優―誰もが申し分のない地位と富を持っている。亡き夫の遺産で優雅な生活を楽しむパージェター夫人は、その新しい住人だった。老女の転落死が起ったのは、夫人がホテルに到着した日の夜のことだ。老女は以前から目が悪く、事故であるのは明白に見えた。だが、あれは宝石目当ての殺人だったのではないか？だとしたらこのホテルに殺人者がいることになる…夫人は夫に伝授された特殊な“技術”を使って独自の調査を始めたが、まもなく第２の殺人が―陽気でリッチでちょっと謎めく、未亡人の素人探偵パージェター夫人登場。鬼才ブレットの新シリーズ第１弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
23
リッチ（ここがポイント(^▽^;)）で陽気なシニアが主人公のこのシリーズ読もうかな。タイトルはちょっと気に入らない。いっそのこと高級ホテル連続殺人事件とか(^▽^;)2017/08/22
koo
2
10年以上前に「死のようにロマンチック」を読んで以来久々のサイモンブレットはタイトルからコージーと思って避けていたパージェターシリーズ1作目でした。読んでみたら元○○の老婦人を主人公としたコージーではなくシニカルなユーモア漂う本格ミステリでした。スピーディーさ、終盤の真犯人特定のミスリードの巧さが光りますが被害者以外の本来容疑者たるべき住人の描写が少なくて犯人を推理する手がかりが不足している点、仲間（笑）を含めパージェターの無敵感が凄すぎる点が不満でした。軽妙で読みやすいのでシリーズを読み進めたいです。2022/05/30
kanamori
1
☆☆☆2013/03/18
司
1
富豪の老人だけが住む高級ホテルでの殺人に、新しくやってきた老婦人が挑む・・・ありがちなコージーミステリー2011/04/05
