Hayakawa pocket mystery books<br> 別館3号室の男

Hayakawa pocket mystery books
別館3号室の男

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 19X11cm
  • 商品コード 9784150014971
  • NDC分類 933

内容説明

オックスフォードの〈ホーアス・ホテル〉別館3号室で殺された男は、大晦日の晩に催された仮装コンテストの優勝者だった。元日早々捜査に駆りだされたモース主任警部は、現場の状況と従業員の証言から、容疑者は別館の泊り客にしぼれると判断した。だが捜査は難航しそうだった。被害者と同室に泊った妻らしき女、そして残りの2組の夫婦が事件後そろって姿を消していたのだ。しかも、彼らが使った名前はどうやら偽名らしい。モースは不倫の匂いをかいだ。もしそうだとしたら、消えた客がわざわざ自分から名乗りでる可能性は少ない。手掛りは何ひとつなく、死体の身許さえわからない―八方塞がりに見えた事件だったが、やがて、ルイス巡査部長の地道な捜査が一筋の光明を投げかけた!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

92
モース警部とルイス巡査部長が、大晦日の夜にホテルで起きた殺人事件に挑む。関係者が偽名を使ってホテルに宿泊してことが分かり、捜査はなかなか進展しない。初期の作品のような論理のアクロバットは見られない。それでも、プロットは考え抜かれており、犯人を突き止めるプロセスは面白かった。初期の作品で颯爽していたモースはもうくたびれた中年。相変わらず女性とのロマンスを期待するのだが、それはうまくいかない。この部分には笑ってしまった。ホテルという匿名性の高い舞台を選んで、男女の複雑な愛憎をミステリ仕立てにする趣向に痺れた。2017/05/07

mattya

5
読み進めるのにとても時間がかかってしまった。モースの居る世界はとても好き、そこでずっと遊んでいたいと思う、ストーリーや謎解きは今回はウムム(-_-)かな2016/06/25

sezmar

0
再読シリーズ。モースがドイツ語の間違いを指摘する箇所が好き。2010/08/17

IamG

0
ハッキリいって、面白くない。この本だけ廃版になっている理由がよく分かる

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