- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハヤカワポケットミステリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コカブ
0
フシャノフスキー巡査部長はチェハヌフ近郊の村ドンブロワ・ザコシチェルナの分署長をしている。チェハヌフ県では、背が高くて左目の上に傷のある男と、は背が低くて黒いストッキングを被った男の、2人組による強盗事件が多発していた。強盗はエスカレートし、ついに殺人を犯す。フシャノフスキー巡査部長は、幹部養成所へ行く推薦を得るために手柄を立てるべく、捜査に加わることを立候補した…。ポーランドの長閑な田園風景が目に浮かんでくるような小説だった。もっとも、本書のように国民が警察を身近なものに感じていたかは分からないが…。2012/06/09