- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハヤカワポケットミステリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨコケイ
0
アパルトヘイト下の南アが舞台の警察小説。白人警部補と黒人刑事のバディ物でもある。二人のやり取りは、今ならPC的にアウトだろうけど、ピンチの場面も寸劇めいた掛け合いでやり過ごすコンビ愛?が楽しい。葬儀社のミスで、荼毘にふされる筈の遺体が残り、殺人の痕跡が見つかる。凶器が懐かしの漫画と同じでちょっと興奮。ややこしい話ではないけど、解説にある通り、悪名高き政策(法律)と骨絡みのプロットがいいかも。2017/03/06
脂肪分
0
「ディストピアとしか思えない現実」を題材にしたミステリとして、フィリップ・カーのナチス政権下モノと似てる。2006/11/19