Hayakawa pocket mystery books<br> ギャルトン事件

Hayakawa pocket mystery books
ギャルトン事件

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150006037
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

koo

9
再読。いやぁこれも面白い。1人称もセリフも「私」となってようやくイメージ通りのリュウアーチャー像になった感じです。富豪から20年前に家出をした息子の捜索を依頼された事件、終盤まであまり起伏の少ないストーリー進行ですが、終盤のロスマクらしい意外性のある結末、登場人物は例によって多いですが、殆どが事件に関わる意味のある登場人物なので他作品よりも大筋が理解しやすく充分水準作でした。ただ中田耕治訳は汚ない訳も散見、小笠原訳だったらもっと評価されたんじゃないかと思いますね。2025/07/02

ほたる

7
この一連の事件に関わっている人たちは、どんな思惑があり、どんな想いを隠しているのか。決して交わらないと思っていたのに、アーチャーの冷静な捜査によって驚きの共通項が浮かび上がってくる。真相の開示も圧巻で、想いが込められた告白に物悲しさを感じる。2026/01/17

mordidaman

3
二十年前に失踪した名家の息子を捜すアーチャー。こういった過去を探っていく類の作品は何とも面白い。こんがらがった人間関係や病んだ人間性、どうにもしようがない理由からの行動が悲劇を産む。名作だと思います。2023/08/12

うゆう。

2
ラストの真相がイマイチかなとは思うが、全体的には中々面白い。それは、セイブル夫婦によるところが大きい。ゴードン・セイブルが可哀想でならない。2015/09/28

Jimmy

1
ロスマクのさむけ・ウィチャリー家につぐ傑作とも、ここまできてロスマク完成、って感じで、今作ではアーチャーがそれなりに動き、過去に封じ込められた事実を暴き出しますが、そっちよりその旅で出会うそれぞれの重要人物の人生の呻きをアーチャーはひたすら拝聴する事が主題、と感じます。それぞれの人間ドラマのコラージュが集まって圧倒的に読み応えを満足させます。しかしここからロスマクさらに進化、ミステリとしてもとんでもないオチ・トリックを忍ばせる、まだそこまで行かないプロトタイプ。2025/03/14

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