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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mordidaman
2
二十年前に失踪した名家の息子を捜すアーチャー。こういった過去を探っていく類の作品は何とも面白い。こんがらがった人間関係や病んだ人間性、どうにもしようがない理由からの行動が悲劇を産む。名作だと思います。2023/08/12
うゆう。
2
ラストの真相がイマイチかなとは思うが、全体的には中々面白い。それは、セイブル夫婦によるところが大きい。ゴードン・セイブルが可哀想でならない。2015/09/28
Jimmy
1
ロスマクのさむけ・ウィチャリー家につぐ傑作とも、ここまできてロスマク完成、って感じで、今作ではアーチャーがそれなりに動き、過去に封じ込められた事実を暴き出しますが、そっちよりその旅で出会うそれぞれの重要人物の人生の呻きをアーチャーはひたすら拝聴する事が主題、と感じます。それぞれの人間ドラマのコラージュが集まって圧倒的に読み応えを満足させます。しかしここからロスマクさらに進化、ミステリとしてもとんでもないオチ・トリックを忍ばせる、まだそこまで行かないプロトタイプ。2025/03/14
ちの
1
代表作とされる諸作品に劣らない完成度の高い作品。最後にひとひねりあるのは好みが分かれるかも知れません。2019/12/15
kanamori
1
☆☆☆★2012/09/25
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