Ｈａｙａｋａｗａ ｐｏｃｋｅｔ ｍｙｓｔｅｒｙ ｂｏｏｋｓ エイプリル・ロビン殺人事件

クレーグ・ライス/エド・マクベイン

早川書房（1987/12発売）

• サイズ 新書判／ページ数 276p／高さ 19cm
• 商品コード 9784150005245
• NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鐵太郎]

クレイグ・ライスが死んだときこの作品は未完のままで、故人と親しかった、当時若手作家であったエド・マクベイン（執筆時31歳）が完成させて、出版されたものだそうな。読んでみた感じでは、途中でタッチが変わったとは思いませんでしたけどね。前回の話で三千ドル儲けて、ハリウッドで元スターが住んでいた邸宅を破格の二万ドルで買ったビンゴとハンサム。手付けとして二千ドル払って、さてこれからどうやって生活するか。考える順番が逆じゃないかと思うこの状況に、ライスとマクベインはどう決着をつけるのか。面白いドタバタコメディですね。

2008/12/22