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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokyo-zodiac
2
かつて兄のコックリルが難事件(『はなれわざ』)を解決した地中海の島、サン・ホアン・エル・ピラータ公国を訪れたハリエット。この時島民の間で、幾つかの奇跡を起こしたと言われる聖処女の故ホアニータを、ローマ教会から聖人として認定してもらおうとする運動が巻き起こっていたが、なぜか大公閣下は煮え切らない態度を取り続け、ついには司教に対して「奇跡を今一度起こしてみよ。さもなくば・・・」と難題を押し付ける。コックリル警部シリーズ番外編。正直本格ミステリを期待すると肩透かしを食らう。まあミステリ風ファンタジィってことでw2015/08/07
tomo6980
1
クリスチアナ・ブランド「ゆがんだ光輪」読了。ブランドがこれほど心地よく読めるとは思わなかった。この八方丸く収まるハッピーエンドの波状攻撃は何事だ。謎も推理もあり意外性だってあるけど、ミステリと言うより御伽噺を読んだ気がする しかし、ブランドの作品とはいえよく訳したな、ハヤカワさん。1959年が初版だって。コックリル警部も登場せず(登場人物一覧には載っているけど)、殺人事件もなく、ガチガチの本格でもなく(かといってそれ以外ではない)という、つかみどころのない話なのに。日常の謎の先鞭、なのか2014/07/11
やぎ
1
クリスチアナ•ブランドの中ではこれが一番好きです。 枯れた、通好みのミステリですが、このミステリの謎と解決が大変人間くさいことと結びついていて、そこがよいと思います。
kanamori
0
☆☆★2013/07/18
Nona
0
苦手なタイプの本でした。が、なぜかがんばって全部読んだww。カタカナの登場人物覚えられない。起承転結の起がなかなかこない。この2点で苦手決定。でも、おもしろかったなぁとは思うのでした。2012/09/18