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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jimmy
2
トビーとジョージ物のなんとも言えない可笑し味が無いのが残念ですね。戦争を契機に成り上がった男が婚約発表をするパーティに、それぞれ過去に拘りのあった互いは見知らぬ人々が困惑しながらも招待された、その席で何かが!シチュエーションはまさにクリスティ。しかし非常に簡潔なクリスティの文体に比べてやはりその後の人なのか、描写が丁寧だけどインパクトは薄くなってしまっています。オチもまあまあですし。フェラーズは大好きですけど、彼女の良さはそんなところではないので、残念。2013/02/09
kanamori
0
☆☆2013/09/30
氷沼
0
『南仏の古い港市ニース……そこでは、今日も、今をときめく政界の勢力家オーティ代議士の主催するパーティが開かれていた。今日のそれは、スペインの旧家バルボサ家の令嬢アンナと彼の結婚披露宴だった。だが……招待状を手にした八人の男女は、一様に、奇妙な表情をうかべて眉をしかめた。』 猿来たりなば、私が見たと蝿は言うで有名な、女流作家の一冊。これといって盛り上がりもなく、これといった探偵役もなく、これといったトリックもない、オチも大したこと無い、地味な作品。訳者を変えて再発すればあるいは...2014/07/16
mercury
0
昔のミステリーは趣がある。ただ、謎解きについてはとても欲求不満です。全然納得できません(T_T)。2012/01/29