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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
弾十六
2
★★★☆☆ペリー メイスン第12話。1938年4月出版。 事務所に変わった依頼人が来る…という第1シーズン(1〜11話)が終わり、第2シーズン(私見ですが27話まで)はいろいろ趣向を変えています。 今回はメイスンが珍しく焦りまくります。事件自体はパズルが上手く完成するのですが、ちょっとごたついている印象です。 銃はメーカー不明の38口径リヴォルヴァが登場。メイスンの拳銃も初登場。リヴォルヴァであること以外は不明。 遂に本作でメイスン事務所がL.A.にあると明言。(p184 今まではthe cityなど)2017/03/12
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
2
☆×4.5…謎が謎を呼ぶ犯行の真実たち。今回に関してはさすがのメイスンも苦労させられっぱなしだったようです。それに彼の片腕であるデラが今回はとんでもないことに見舞われます。でも、職業上、確かにそうならざるを得なかったですよね…とかく犯行に鬼畜さを感じさせる今回の事件。そもそもは悪事に関わらなければなく人なんかはありませんでした。ミステリーとしてよりも人生を読んでいる感じが強いメイスン・シリーズでありました。2010/12/08