出版社内容情報
人生の問題を、物語で見つめ直す
誰もが一度は触れたことのある古今東西の傑作ファンタジーを「宗教」という導線からひもとき、作品が持つ世界観を読み解いていく。「真理」「善悪」「救い」「神」「不条理」「生と死」など、人が生きていく際に直面せざるを得ないテーマをファンタジーはどのように描き、それを私たちはどのように受け止められるのか。『星の王子さま』『銀河鉄道の夜』から『ハリー・ポッター』『風の谷のナウシカ』まで、数々の名作から、誰もが宿している普遍的な宗教心を感じ直す。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
saeko h
3
子供の時以上になぜかファンタジーを読みたくなって読んでいる最近。河合隼雄氏の童話、神話の本も読んでいるからかな。 読まず嫌いだった銀河鉄道は少し興味が湧いた。宮沢賢治の生い立ちや作品成り立ちも面白く。 面白いのはゲド戦記、ナルニア、ハリーポッターを時代の要請としての比較した部分。 日本アニメ比較、手塚、宮崎作品など。ただ私が手塚氏の作品以外はあまり興味が持てず。 こんな風にさらっと自分がどんなファンタジーが好きなのかとか相関的に比較してあるという意味では読んでみても良いかも。2026/04/19
miharasi_mamiya
2
ファンタジーにスピリチュアルな要素はどのように表現されているのか。星の王子様、ムーミン、銀河鉄道の夜、ナルニア国物語、ゲド戦記、ハリーポッターなど。日本のアニメは火の鳥、ナウシカ、君の名はなどを取り上げている。ナルニア国、ゲド戦記、ハリーポッターはその時代の宗教の影響という観点で解説している。ムーミンの解説内容が面白かった。ムーミンの小説は最初の方のシリーズと後のシリーズで受ける印象が異なっているとか、そもそもムーミンとはどいういう経緯で作られたキャラクターなのかなど詳細で面白かった。2026/04/24




