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出版社内容情報
北条義時が駆け抜けた「武士の世」の始まりの時代がこれ1冊で分かる!
2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時。源平の戦いから鎌倉幕府の樹立、そして承久の乱まで、権力の座をめぐる激しい駆け引きとめまぐるしい情勢変化を生き抜いた彼の生涯と、武士の世が確立したその時代背景を、専門家による最新の研究成果をもとに分かりやすく解説する。巻頭は、大河ドラマの時代考証・坂井孝一と作家・伊東潤による特別対談。鎌倉殿13人の列伝や北条義時をめぐる人々の人物録、史跡ガイドなどで、この時代の人と場所が明快に。また、平氏政権、源頼朝、北条一族、鎌倉幕府などの内実に迫る論考を多数収載。さらに、武士の世が決定的となった承久の乱を徹底的に深掘り。大河ファン・歴史ファン必携の1冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
43
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の公式歴史ハンドブック。歴史側から鎌倉幕府と北条氏発展の最中を知ることができます。2022/01/15
アイシャ
36
来年の大河ドラマが楽しみである一方、北条義時という人を知らな過ぎて買ってみた一冊。頼朝以降に鎌倉幕府を堅固なものに尽力した人なんだな~と少しわかった。御家人同士の争いが多いので、人物の説明など読んでみても簡単には関係が頭に入ってこないけれど、ドラマを見ながら確認して行こうと思った。『草燃える』の大ファンだった松村邦洋さんが、源氏は兄弟親子の仲が悪く、平氏は一族同士の仲がいいと評しているのがおもしろかった。ハンドブックとして手元に置いて、一年間ドラマを楽しもうと思う。2021/12/12
びっぐすとん
24
これも買っちゃった。学校で勉強してからもう数十年。現在の歴史の解釈は私が習った頃とは大きく違う。認識を改めなければと思った。例えばかつて平家没落の原因に貴族化が上げられていたが、官職を得て皇室に近付くことは他の武家政権にも当てはまり平家だけではないこと、鎌倉幕府をもって武家政権の始まりというのも平家が先行して行っているものもあることなど、調査結果や時代の価値観の変化で当然の事実と思っていたことが覆される。なんとなく戦国武士と同類だと思っていたが、鎌倉武士は全く違うものだとわかった。それだけ大昔なんだな。2022/02/25
鯖
21
ワーイ後2時間で今年の大河(BS)がはっじまるよ~!!!つうわけで流し読み。鎌倉を拠点とした理由についてよく知られてる「鎌倉は要害の地で祖先にも縁がある」って千葉常胤が進言したからという吾妻鏡の記述から一歩進んで「頼朝の味方になるには鎌倉に居を構えるのが交換条件です」という解釈を秋山先生がしてたのが印象的。地政学的に多勢力とのバランスもとれてるけども、既に北条と他の13人との対決始まってたんじゃろな。お久しぶりな中世大河楽しみだなあ。このために今年一年がんばって生きる。2022/01/09
kanki
20
大河ドラマとセットで。政子は相撲部屋おかみさん。義時は武力より政治力あり。諸説も紹介されていて面白かった2022/02/14