教養・文化シリーズ<br> 世界史のリテラシー ヨーロッパは、いかに創られたか - フン王アッティラのローマ帝国侵攻

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教養・文化シリーズ
世界史のリテラシー ヨーロッパは、いかに創られたか - フン王アッティラのローマ帝国侵攻

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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784144073502
  • NDC分類 230.3
  • Cコード C9422

出版社内容情報

「彼が通った後には、草も生えない」。地平線から現れた恐怖の征服王、その正体とは?

ゲルマン人の大移動は、なぜ起こったのか? そしてそれが、なぜ西ローマ帝国崩壊につながったのか? 誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第15弾は、大好評「3か月でマスターするMOOK世界史」第一章「アジアから考えるローマ帝国」の著者が執筆。4世紀後半から5世紀半ばにかけて起こった遊牧騎馬民族フン人の西進と、その王アッティラの帝国がもたらしたものとは何か。スキタイ・匈奴とのつながりから、東西ローマ帝国との関係、ゲルマン人の支配まで、長くヨーロッパ人の記憶に刻み込まれた「恐怖」の実態を探る。

[事件の全容]
第1章 フン人の出現によって、西ユーラシアの政治地図は塗り替えられた
[事件の歴史的・宗教的背景]
第2章 フン人の国家は、どのように遊牧国家の伝統を引き継いだのか?
[同時代へのインパクト]
第3章 ローマ帝国の滅亡に、フン人はどのように関係したのか?
[後世に与えた影響]
第4章 ゲルマン人は、どのような影響をフン人から受けたのか?


【目次】

[事件の全容]
第1章 フン人の出現によって、西ユーラシアの政治地図は塗り替えられた
[事件の歴史的・宗教的背景]
第2章 フン人の国家は、どのように遊牧国家の伝統を引き継いだのか?
[同時代へのインパクト]
第3章 ローマ帝国の滅亡に、フン人はどのように関係したのか?
[後世に与えた影響]
第4章 ゲルマン人は、どのような影響をフン人から受けたのか?

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

19
一般書ではあまりなじみのないアッティラの生涯やフン族の歴史を詳しく紹介している。本書でもフン族=北匈奴と同族の可能性が高いと見ているようだが、アッティラとブレダの共同統治なんかは匈奴というよりローマ皇帝のあり方に近いのではないか?アッティラの死後についても記述が詳しく、東ゴートやフランク王国への影響について論じている。しかしオドアケルなど西ローマ帝国の有力者にアッティラの宮廷関係者の子孫が存在していたというのは驚きである。2026/08/22

電羊齋

11
フン族の歴史、アッティラとその後の欧州に残した影響について詳しい。著者はスキタイ・匈奴など遊牧国家とフンとのさまざまな類似性を取り上げている。また匈奴・フン同族説については「民族的に北匈奴の子孫であったかどうかではなく、匈奴の記憶、具体的には国家統治や外交の技術、あるいは軍事組織などをもっていたかどうか」を重視する。フンと東西ローマ帝国は戦いだけでなく和平の時期もあったことについては、北方遊牧民と中国王朝との関係を連想した。さらにはフン族のその後の欧州、特に東ゴート・フランク王国への影響も論じる。2026/08/23

Mマジパン

1
ゲルマン民族の大移動を引き起こしたフン族の侵攻。その経緯と後世への影響の講義である。こんなことに魅かれるとは私の歴オタも病膏肓だ。古代末期のローマ世界を恐慌に陥れ、大王アッティラの死後雲散霧消した謎の民族と把握していたが、今はかなり研究が進んでおり、西ローマ帝国を清算したオドアケルやその後支配した東ゴートのテオドリック大王がフン族側の人間とは驚いた。やられた方のヨーロッパの史家は悔しいのか過小評価しがちだが、中世ヨーロッパ世界の形成に与えた影響は大きいと思う。2026/09/22

Teo

1
このシリーズ、私の経験の範囲内ではタイトル詐欺で以前から知ってる内容と言うのがこれまでだったのですが、今回はフン族に関するもので、それはあまり詳しくは知らなかったので内容的には参考になった。ただ、このタイトルにするのはどうかなあ。2026/09/10

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