出版社内容情報
英語を学ぶ人、必読の書!
誰もが一度は感じる、英語を訳すことの苦手意識。しかし、翻訳の本質を理解し、英語と日本語の構造的違いが分かれば、その「訳って苦手……」を払拭できる! なぜ英語は日本語に訳しにくいのか? 「言語の歴史と役割」「英文和訳と翻訳の違い」「直訳と意訳の違い」「翻訳を教える際に気をつけている5つのポイント」――。良い読解をして適切に訳すために知っておくべき前提知識、二つの言語の理解の深め方を、日本を代表する翻訳家が指南。巻末には、英語・日本語・翻訳のことをもっと知りたい人のための豊富なブックガイドを収載。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
19
鴻巣友季子著書10冊目。3ヶ月前に刊行の新刊ホヤホヤ。NHK出版「学びのきほん」シリーズだけあってサクッと読了。目新しい知見はないが、「博覧強記」だと改めて思う。少なくとも翻訳学に関しては。一つ一つの単語・表現選択に推敲の痕。故に洗練された措辞。筆者が講演でよく訊かれる疑問が本書上梓の発端。「抑翻訳とは」と言う問いから始まり、時代を紐解き、直訳対意訳を翻訳学の枠組みで解説し、翻訳作業における英語と日本語の差異を紹介。最後は近年劇的な進化を遂げている機械翻訳やAI通訳への警鐘と百頁程だが、中身は超濃厚。2026/01/02
pushuca
6
翻訳家という人種は、ここ迄考えて訳しているのかと驚いた。今迄の自分の翻訳が恥ずかしくなった。2026/02/23
Aby
5
言語の違いは,単に「単語が違う」「文法が違う」ということではない.翻訳は単に単語を置き換えることではない.◆言語の違いは文化の違いで,言語を学ぶことは相手の考え方も丸ごと学ぶことにある.最後の方で述べられているが,AI翻訳がどんなに発達しても,ほかの言語を学ぶ意義は失われることはない.2026/01/01
わびさび
3
中学生の頃アガサ・クリスティをよく読んでいて、「翻訳っぽい日本語」という感覚があった。そのなんとなく引っかかっていたことを、論理的に解説してくれて、かなりスッキリ。併せて、翻訳により明治以降にできた日本語の歴史にもビックリ。私はAI大好きだけど、語学を学ぶことは、その言語による考え方の特性も学べて面白い。なので、最後の鴻巣さんの言葉が刺さる。2026/01/26
ほうじ
3
翻訳自体の歴史だけでなく言語の歴史からざっくりと解説してくれている。「形態の等価」と「機能の等価」はこれから翻訳ものを読むにあたってぜひとも覚えておきたい概念だった。以前に読んだ翻訳関連の本の著者もそうだが、翻訳にかかわる人は感覚を理解しやすい言葉に落とし込む能力に長けている。2025/11/25
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