教養・文化シリーズ<br> 世界史のリテラシー 朝鮮は、いかに「外患」を克服したのか - ホンタイジによる丙子の乱

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教養・文化シリーズ
世界史のリテラシー 朝鮮は、いかに「外患」を克服したのか - ホンタイジによる丙子の乱

  • 鈴木開
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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784144073274
  • NDC分類 221.05
  • Cコード C9422

出版社内容情報

豊臣秀吉、そして大清皇帝ホンタイジによる侵略。そのとき朝鮮王朝はどう動いたのか?

「朝鮮は、地政学的に攻められやすく、また朱子学の教義に凝り固まっていた」――その言説は本当か? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第10弾! 豊臣秀吉の朝鮮出兵を意味する壬辰戦争、そしてその後の後金および大清皇帝ホンタイジによる丁卯・丙子の乱は、朝鮮王朝に何をもたらしたのか? 明清交替という大変動期のなかで軍事・財政改革にとりくみ、危機を乗りこえた、知られざる朝鮮王朝史を見る。

[事件の全容]
第1章 朝鮮は、なぜ大清の侵略を受けたのか?
[事件の歴史的背景]
第2章 朝鮮は、侵略をみずから招いたのか?
[同時代へのインパクト]
第3章 朝鮮は、どんな国に生まれ変わったのか?
[後世に与えた影響]
第4章 丙子の乱は、どのように記憶されたのか?

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

80
清朝第二代皇帝ホンタイジによる二度目の朝鮮侵攻(1636)。朝鮮李王朝の16代国王・仁祖は清に対し服属儀礼を行い、以後、日清戦争後の下関条約(1895)が結ばれるまでの258年間、朝鮮は清国の属国であった。これを「丙子の乱」という。ホンタイジが即位「大清」と称して間もない、この時点では清はまだ大国ではなく北京入城も果たしていない。冊封体制で、主が明から清に代ったわけであるが、その経緯と実態、例えば中華を慕う「慕華」思想は維持され、また、仁祖はこの「外患」を利用し内政を改革したと論じている。⇒2025/11/18

19
丙子の乱という清による朝鮮侵略について、従来のイメージの朱子学に拘泥し政争にあけくれたせいで惨敗したという一般的なイメージを覆すことを目的に書かれた本。…あんまし朝鮮史について詳しくないのでイメージ自体がなかった申し訳ない。幕末、アヘン戦争で敗れた清を反面教師に日本が生き延びたように、丙子の乱も朝鮮が一定の防波堤の役割を果たしていた部分もあるんじゃろなとは思った。しかし改めて島国って恵まれてるよなと。2025/08/09

MUNEKAZ

18
清の朝鮮侵略「丙子の乱」というマイナーな(失礼)出来事で一冊出てしまうのが凄い。短いが盛りだくさんな内容で、「党争に明け暮れた朝鮮が、時代を読めず清に惨敗した」というテンプレ説明の再考を促す。王との親疎で支配層がガラッと変わるのだから、党争はやはり激しく弊害もあるのではと思いつつ、朝鮮が丙子の乱後に行った「軍制改革」などは興味深かったりする。日本でも「信長・秀吉の軍事革命」なんてのたまう識者もいるが、欧州のみならず東アジアでも同時代的に軍事の大変革が起こっていたことがよくわかる。2025/06/26

電羊齋

17
丙子の乱の経過、朝鮮王朝の建国、秀吉の侵攻、後金・大清の勃興といった歴史的背景、さらには乱後の動向と丙子の乱についての歴史的記憶が取り扱われている。本書では、秀吉と大清の侵略という相次ぐ外患に内政・外交両面で対処しつつ、兵制改革、火器の導入など意欲的な軍備再建・軍事改革を行う朝鮮王朝が描かれる。そこには「朝鮮は政争にあけくれていたので侵略を受けるのも当然であった」、「朝鮮が朱子学の教義にしたがい、冷静な現実判断ができなかった」という従来のステレオタイプとは異なる朝鮮王朝の姿が描かれている。2025/05/17

さとうしん

14
丙子の乱の背景と経過、その後の展開に加えて丙子の乱の歴史的な記憶まで扱っているのが今風ということになるだろうか。「朝鮮が常に「外患」に悩まされ、「儒教」を信奉するがゆえに適切な対応が取れなかった」であるとか「朝鮮が政争に明け暮れる中で前後して日本や清の侵略を受けた」というような、専門家すら陥りがちなステレオタイプな理解に疑問を突きつけているのが良い。2025/05/13

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