出版社内容情報
趣味どきっ!「仏像シリーズ」番組テキストを元に編む""仏像ビジュアルブック""。テキストで紹介した仏像を厳選して掲載。テキスト未掲載のカットも新たに加え、わかりやすい解説とともに約100体を紹介。この本でしか見ることができない仏像の写真が満載の、愛好家もビギナーも納得の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
145
NHK趣味どきっ!で放送された仏像ビジュアルブック、大判で迫力があり、仏像好きには堪らない写真集です。 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064073232025.html?srsltid=AfmBOorl-_qfftx_cxHUzmNgInB2PYGHWcvv7pdbNnJ_Zr-q3ktEPXOt2025/01/28
なつきネコ@吠えてます
40
これは良いもの。写真集なので観やすく迫力がすごい、間近でみたような緊迫感がある。如来から羅漢と幅広くまとめて、収めているのはない。改めてみると明王や天部は他の神様を取り入れたものが多く、如来や菩薩といは別物だった事を実感。薬師寺の聖観世音菩薩の光輪の見事さに着ている薄衣の表現が神がかっている。明王の炎の表現に個性を感じる。真木大堂の軍荼利明王の顔は好き。鞍馬寺の兜跋毘沙門天や、韋駄天は日本人の知らない西域の名残というのもロマンだな。睺羅尊者の開いた胸元に金色の仏像を置く作りに仏法を表現してると思う。2025/03/27
とある内科医
17
見仏記的に、図書館より。「いいねーいいねー」と唸りながら見学。2025/05/10
スリカータ
15
体感する、と銘打っているだけに、顔から手や装具までクローズアップされている。仏像は光の射し方による陰影や拝見する者の心持ちで表情が違うものだ。全てを超越した半眼の如来像もあれば、明王や羅漢像はより人間に近く様々な表情を見せる。醍醐寺の大威徳明王像を担ぐ水牛の愛らしさ。農耕の神でもあるそうだ。総じて菩薩の顔は穏やかで美しい。2025/05/18
W
4
仏像の基礎的な分類について知れてよかった。(写真より現地で見るに限るは言わずもがな) 人生で一度だけ一目惚れした観音菩薩像があるのだが、菩薩は釈迦の王子時代をモデルにした若い貴人であり、将来如来になることを約束された修行の身らしい。へえ〜。2025/11/03




