- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
出版社内容情報
意外な発見がいっぱい! 浮世絵から見えてくる暮らしの知恵と楽しみ
浮世絵を美術作品としてではなく、江戸のリアルな暮らしぶりを伝える「メディア」として読み解くと、意外な発見がたくさんある。本講座は、「涼を求めて」「装い・おしゃれ」「ペット」「園芸」の4つのテーマを2回ずつで構成し、テーマに沿って厳選したさまざまな浮世絵を紹介。その中から、当時の人々の季節感、遊び心にあふれた暮らしの知恵・工夫を見つけていく。浮世絵に刻みこまれた「和の生活文化」の源流を知るとともに、私達の暮らしを豊かにするヒントを探っていく。また、江戸時代から変わらない伝統の技を現代に伝えるアイテムや職人さんも登場。江戸っ子に負けない粋な暮らしも提案する、画期的な浮世絵鑑賞テキスト。
第1回 【涼を求めて】前編:江戸の夏フェス・花火
第2回 【涼を求めて】後編:涼を求めて郊外へ
第3回 【装い・おしゃれ】前編:浮世絵は江戸の女性のファッションブック
第4回 【装い・おしゃれ】後編:素材と柄を深掘り
第5回 【ペット】前編:金魚・虫・ねずみ
第6回 【ペット】後編:犬・猫
第7回 【園芸】前編:朝顔・菊
第8回 【園芸】後編:葉物・鉢
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒野の狼
3
本書はNHKの「趣味どきっ!」「浮世絵で体感!リアルな江戸LIFE(全9回うち一回は総集編なので実質全8回)」のテキスト。放送の一回分のテーマを一章とし、全8章の構成。私は、TV番組を視聴した後に、本書を読んだが、TV番組で紹介された浮世絵と本書掲載の浮世絵は重なる部分があるが、内容はTV番組と本書では相当異なる。そのためTV番組を視聴していない人にも本書は独立して楽しめる内容だが、TV番組の印刷版を期待する人には不適。2024/09/16
kaz
2
浮世絵の本は何度も手にしたが、リアルな世界と並べて眺めるのも面白い。著名な絵師のものが大半だが、それぞれの個性がわかるのもありがたい。図書館の内容紹介は『喜多川歌麿「蛍狩り」、歌川国芳「百種接分菊」…。夏の風俗を描いた浮世絵の名品を中心に、「夏の涼」「鉢植え」など4つのテーマで江戸の暮らしをひもとく。NHK Eテレ「趣味どきっ!」2022年8月・9月のテキスト』。 2022/12/24
Gaudi
1
京都の後は江戸。こちらもまた興味深い街ですね。 関東台地が広がる場所に、いかにして住み暮らしてきたか。地下鉄ではわからない。やはり、地上を歩いてみなければ。2023/03/16
三浦悦子
1
着物柄とかとても細かい。 浮世絵って今で言う情報誌。2022/09/25