NHKテキスト NHK趣味どきっ! 2022年2月-3月
古武術に学ぶ体の使い方。

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  • サイズ AB変判/ページ数 111p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784142288281
  • NDC分類 789
  • Cコード C9475

出版社内容情報

日本人のいにしえの知恵「古武術」で、疲れにくく動きやすい体に!

日本人らしい「身のこなし」「着物が似合う美しい立ち姿」「バランスのよさ」など、昔から日本人が身につけていた武術や伝統芸能に見られる身体の使い方が「理にかなったもの」だと、近年、スポーツ選手などに注目されている。それが「体をねじらない」「動きをためない」「足をふんばらない」など、古武術の動きを取り入れたトレーニングである。卓球やバスケットボールの有名選手なども取り入れるこのトレーニングは、一般の人や自分は運動が苦手と思う人でも、十分に力強く柔軟性のある健康な体を手に入れることができる。古武術の教えを応用し、体の軸やバランス、柔軟性の向上、ケガの予防、関節可動域の拡大などのトレーニング法を紹介。また、剣道・柔道・相撲などの選手が、それぞれの競技で使う古武術と共通する理にかなった体の使い方を見せる。

第一回 正しい立ち姿で疲れ知らず
姿勢が悪くなりがちな現代人。古武術の教えで美しく疲れない立ち方を体得
第二回 腹式呼吸で力みなぎる
古武術の腹式呼吸のコツをつかみ、リラックスして体を使えるようになろう
第三回 ふらつかない足腰を作ろう
股関節をうまく捉えて下半身を使えば、坂道も山道もらくらく歩ける
第四回 肩甲骨は元気の源
肩の力を抜き、肩甲骨を動かせば、肩こり知らずの元気な体に
●ロンドン五輪銀メダリストの柔道家・平岡拓晃さんに聞く、肩甲骨がもたらすチカラ
第五回 「相撲の型」でブレない下半身!
相撲でおなじみの四股(しこ)・蹲踞(そんきょ)・すり足は、健康のためのすぐれたエクササイズ
●NHK大相撲解説者の舞の海秀平さんに聞く、四股の重要性
第六回 「手の内」とは?~小指・薬指に隠されたチカラ
剣道の極意を応用。薬指と小指を上手に使って運動能力アップ!
第七回 和装がもたらす体への効用
帯や紐を使って着物をまとうことで、楽に体を動かしていた昔の日本人。体に「巻く」ことで身体性が磨かれる
第八回 全身をつなげよう!~「体を練る」とは?
体の構造に矛盾する姿勢をとるエクササイズでインナーマッスルが動き出し、楽に体が動く感覚を得られる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

袖崎いたる

5
健康面や古武術そのものへの関心もあったけれど、それより和装したくてたまらんくなったわ!2022/04/16

さちめりー

3
毎日YouTube動画に合わせてヨガなどで身体を動かすようにしてるが、1人で行っているので自分では気づきにくい身体の使い方がある。NHKだし古武術のプロが言うのだから間違いないだろう、と全面的に信頼がおける一冊。腰にも呼吸を入れる、身体の背面を使う、手の小指側を意識する、など一生使える基礎を知ることができた。講師の林久仁則先生もカッコいい。テレビ放送は観ていないが、動画に合わせて日々練習できるようぜひYouTube動画も制作してほしい。2022/07/27

yyhhyy

2
所謂ムック本で短いのだが、仙骨・股関節といった重要なポイントの刺激の仕方が網羅されている。特に四股の説明があるのは貴重。2022/02/19

よし

1
古武術の凄さを再認識。30ねんぶりか。いくつかの術を試したくなった。スポーツ上達にも眼からうろこ。2023/03/17

tetekoguma

0
東洋的な見方に基づく身体感は体をパーツごとに見るのではなく全体性を重視するようです。体の力を抜くことにより得られる力を感じることは東洋的な見方を相対化するものでしょう。科学的な思考も持つ著書による解説には説得力がありました。 2024/01/05

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