出版社内容情報
出世に汲々とする武士に嫌気が差した日向半兵衛は隠居暮らしを始めるが、彼の腕を見込んで相談が次々と舞い込む。痛快時代小説!
内容説明
直参旗本・日向半兵衛は、出世のことしか考えない同僚に嫌気がさし「あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって死にたい」という願いを込めた「無用庵」で隠居暮らしを始める。のんびりと過ごすはずだったが、舞い込んでくる事件の数々。「口は悪いが情けにゃ弱い」日向半兵衛が難事件を解決する痛快時代小説。
著者等紹介
海老沢泰久[エビサワヤスヒサ]
昭和25(1950)年、茨城県生まれ。国学院大学卒業後、同大学折口博士記念古代研究所勤務ののち、63年「F1地上の夢」で新田次郎文学賞を、平成6年「帰郷」で直木賞を受賞。平成21年8月、十二指腸がんのため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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