出版社内容情報
猫ブームと言われる昨今。しかし、平安時代には多くの貴族が猫を飼い、江戸末期には空前の猫ブームがあったという。『源氏物語』、歌川国芳の浮世絵、さまざまなことわざ……。歴史に残る猫の足跡をたどり、長くて深い猫と人の関係をひも解いていく必見の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬見
9
猫アレルギー持ちなので生まれてこのかた猫に触ったことはないけれど、猫というモチーフが好き。その中でも浮世絵に登場する猫が特に好き。ここ数年での江戸ブームと猫ブームが手を取り合って、最近は国芳猫を扱ったコンテンツが増えたなあという印象。「趣味どきっで猫特集やるのか!しかも表紙国芳じゃん!わーい!」と迷わず購入。入り口としておもしろそうな情報が盛り込まれている。付録のカレンダーが可愛く、図版がオールカラーなのも嬉しい。放送が楽しみ!
ふう
0
姉より。猫の蘊蓄てんこ盛りで、可愛く、面白く、ためになる(?)。大佛次郎氏の猫にまみれた生活がうらやましい。2019/01/29