出版社内容情報
真実のイメージを生け捕りにせよ
『シュルレアリスム宣言』は、フランスの若き詩人、アンドレ・ブルトンによるマニフェストで、新しい文学と芸術のスキームを見取り図のように示してみせた。この衝撃的な思索の跡が、二十世紀以降のアートを決定づけ、現在にいたるまでその影響は色濃く残っている。「シュルレアリスム」は、十五世紀のルネサンスにも比すべき、巨大な文学・芸術運動であり、行き詰った近代からの人間復興の運動だった。センセーショナルで、時にスキャンダラスなエピソードにも彩られた二十世紀最大の芸術革命とはいったい何だったのか。後世に名を残したアーティストたちの足跡を、美術評論家がたどる。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くれは
3
『シュルレアリスム宣言』の内容の解説と言うよりも、ブルトンの事績と影響をまとめた内容になっている。シュルレアリスム運動を概観するのには良いが、そのあたり個人的にはちょっと期待と違っていた。20世紀の思想は体制側であれ反体制側であれ、暴力を言い訳したり正当化したり、積極的に是認したりする傾向が強い。「自由」や「解放」を旗印にすれば暴力や破壊を伴っても構わない、多少の犠牲はしかたない、と言い張ってきた。後世の後知恵だけれども、個人的に、いまの時代の我々は「それは明確に間違っていた」と反省すべきだと思っている。2026/08/17
読書熊
2
なかなかに難解2026/10/03
ちょろちょろ鼠
2
芸術運動についてなんだけど、最終的に「生き方の問題」!!って言われて面食らった。2026/08/28
もりちゃん
2
シュルレアリスムという言葉が単なる知識の言葉ではなく、生活の中で人間が人間として考えたものであることがよくわかった2026/08/21
crow
2
★★★☆2026/08/18




