出版社内容情報
生きづらさを感じているすべての人に。
精神科医・安克昌が阪神・淡路大震災の「内側」で経験したことを綴り、サントリー学芸賞を受賞した『心の傷を癒すということ』。「かけがえのない日常を根こそぎにされた」「愛する人と二度と会えなくなった」、そんな体験をした人の心の傷はどのように癒されるのか。そばにいる人には何ができるのか。傷つきは、いつ「自分ごと」になるか分からないからこそ、心のケアの「実際」を学ぶ。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KK
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30年の月日は早いが決して無駄ではない。2026/01/07
リュシス
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今では当たり前のように語られる「当事者の声を聴く」という姿勢が、30年前には決して自明ではなかったことを教えてくれる。心の傷は「元の自分に戻る」ことではなく、外傷体験を抱えながら、新しい自分と折り合いをつけていく力を獲得する過程で癒される(pp.68-69)という視点は、自身の実体験とも重なり納得できた。「子どもを早く立ち直らせようとするのではなく、その子の時間に伴走するとはどういうことか」と考えながら再読したい。2026/01/10
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