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内容説明
創刊以来十三万部超のシリーズを六年ぶりに大改訂する。スマホの普及でマスメディアの変容はさらに加速したが、旧来のメディアは本当に時代遅れの遺物になったのか?すべてがネットやスマホに代替されていくのか?こうした問いに答えるため、本書はメディアを七つに分け、現状と、ここに至る変化の歴史、そして将来への展望を、ネットやソーシャルメディアの進化と関連させて明快に描く。約四十年にわたって信頼を得てきたデータブックの、全篇書き下ろしによる最新版にして決定版!
目次
本書を読む人のために―マスメディアと人間を考える
第1章 新聞
第2章 放送
第3章 雑誌
第4章 広告
第5章 映画・音楽
第6章 ケータイからスマホへ
第7章 ネットメディア
著者等紹介
藤竹暁[フジタケアキラ]
1933年生まれ。学習院大学名誉教授。東京大学大学院社会学専門課程博士課程修了。社会学博士。専攻はコミュニケーションの社会学
竹下俊郎[タケシタトシオ]
1955年生まれ。明治大学教授。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。博士(筑波大学・社会学)。専攻はマス・コミュニケーション論、政治コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
7
新聞・テレビ・ラジオから雑誌・映画・音楽と日本の伝統的メディアの歴史が豊富なデータで説明されています。 メディア論の概論としておすすめです。2019/01/11
Taizo
4
日本のマスメディアのここ100年の歴史が一望できるオールインワンな一冊で、その概要を捉える上でいの一番に読むべき本だと感じました。新聞・放送・ラジオ・雑誌・広告・映画音楽・ケータイからスマホ・ネットメディアの計7章からなっており、データ可視化を基に解説しているので興盛と衰退の様子が非常にわかりやすい。この100年はメディアの主役がダイナミックに移り変わっていること、その中でも現在のネットメディア、特にスマホはそれまでの環境を破壊的に変化させてしまうことなどが分かります。2021/10/10
ルミー
0
2018年の日本のメディアがどうなっているのか概観をざっと掴める一冊。よくよく考えてみると、メディアの伝達手段はこの100年で何回もドラスティックな変更を経験している。紙、ラジオ、白黒カラーテレビ、インターネット…これからどんな新しい技術が出てくるのかとても楽しみである。 テレビは何だかんだ強いんですね。2019/05/31