NHKブックス<br> 稲と米の民族誌―アジアの稲作景観を歩く

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NHKブックス
稲と米の民族誌―アジアの稲作景観を歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140912423
  • NDC分類 616.2
  • Cコード C1339

出版社内容情報

私たちの知らない、奥深いコメの世界へ。稲の起源を追い求め続ける第一人者が、30年余にわたる研究生活のなかで訪れた、アジア全域に広がる稲作文化の全容を描く。

内容説明

日本人は、稲作・米食を自国文化の基層をなすものとして誇りにしている。だが、イネの品種から栽培方法、米の調理法、食べ方、信仰まで、アジアの稲作文化には、私たちの想像を超えた多様性が存在する。約四〇〇〇年前より、アジア全域に広がった稲作と米食は、その後、各地域においてどのように展開し、現在どうなっているのか。本書は、稲の起源を追い求め、30年にわたって海外調査を続ける著者が、その成果を紀行文としてとりまとめた一冊。インド・ヒマラヤから、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア、中国まで―アジアの稲作文化の全容を臨場感豊かに描いていく。

目次

第1章 インド・ヒマラヤ圏の稲作景観
第2章 タイの稲作景観
第3章 ラオスの稲作景観
第4章 ベトナムの稲作景観
第5章 カンボジアの稲作景観
第6章 中国の稲作景観

著者等紹介

佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
1952年和歌山県生まれ。京都大学農学部農学科卒業、同大大学院農学研究科農学専攻修士課程修了。高知大学農学部助手、国立遺伝学研究所研究員、静岡大学農学部助教授、総合地球環境学研究所教授・副所長等を経て、大学共同利用機関法人人間文化研究機構理事。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

色々甚平

7
フィールドワークから、各国での稲や米の育成、気候や土の影響、どう食されているかといって視点で描かれている。かなりマニアックな内容でついていけないのがほとんどだったが、序文で書かれていた考古学と遺伝学それぞれの研究視点を総括しながら物事を見るのは視野が広がり、稲と米という2つの視点から国の特徴を垣間見えることができるのは面白いことだと思う。2018/09/02

takao

1
アジア各地の稲作・米食2017/03/05

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