内容説明
ロボットがココロを持ち、私たち人間とコミュニケーションする日はくるのか。学習し成長するロボットをつくりだすことで、人間の知性と身体の驚くべき関係が見えてきた。赤ちゃんロボット、共感ロボット、サッカーロボットなど、さまざまなロボットを紹介しながら、「人間とは何か」というビックミステリーに迫る。ロボット学の最先端「認知発達ロボティクス」で探る、人間とロボットがともに生きる未来。
目次
第1章 ロボットとは何だろう
第2章 脳と学習の基本を知る
第3章 身体を内側から探る
第4章 身体が脳をつくる
第5章 成長するロボットをつくる
第6章 ココロが生まれる条件を探る
第7章 知能を生み出す困難とは
第8章 人間とロボットがともに生きる
終章 人間学としてのロボティクス
著者等紹介
浅田稔[アサダミノル]
1953年滋賀県生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。同大学工学部教授などを経て、97年より同大学大学院工学研究科教授。工学博士。90年代初頭にロボカップを提唱し、NPOロボカップ日本委員会理事、2002~08年までロボカップ国際委員会プレジデント。05年9月より科学技術振興機構(JST)「浅田共創知能システムプロジェクト」研究総括。日本赤ちゃん学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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