NHK出版新書<br> 寝た子は起こすな―「早起き神話」の深刻な現実

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NHK出版新書
寝た子は起こすな―「早起き神話」の深刻な現実

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140887592
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0237

出版社内容情報

日本の子どもの睡眠時間は、世界最低レベル!

健康的な生活習慣と思われがちな「早起き」が、子どもの知能形成や心身の健康に深刻な影響を与えている!?子どもが「早く寝られない」「朝起きられない」生物学的な理由から、睡眠にまつわる数々の俗説の誤り、子どもの睡眠を守るために現実的にできることまで。最新医学からの警告と処方箋!


【目次】

内容説明

日本の子どもの睡眠時間は、世界最低レベル!健康的な生活習慣と信じられてきた「早起き」。しかしそれは、子どもにとって何のメリットもないどころか、学力や心身の健康に深刻な影響を及ぼしている可能性がある。その背景にあるのが、思春期特有の体内時計だ。なぜ子どもは夜早寝ができず、朝に早起きができないのか。「早起き」を強いることで、何が奪われているのか。世界の最新研究に基づき、その理由とリスクを明らかにしながら、子どもの知能と健康を守り、力を最大限に発揮させるための方法を示す。

目次

第一章 日本の子どもの睡眠時間は世界最低レベル
第二章 知っておくべき「眠り」と知能の深い関係
第三章 医学的に考える「早寝早起き」の理不尽さ
第四章 「概日リズム」が睡眠のカギを握る
第五章 病気としての「朝起きられない」
第六章 どうすれば子どもは早く眠るのか
第七章 子どもの睡眠を守る社会をつくるために

著者等紹介

志村哲祥[シムラアキヨシ]
東京医科大学睡眠学講座客員教授。順天堂大学附属順天堂医院、医療法人寿鶴会、東京医科大学精神医学分野客員准教授(睡眠健康研究ユニットリーダー)、スタンフォード大学精神・行動科学分野客員研究員を経て現職。神経研究所客員研究員、国立精神・神経医療研究センター客員研究員、米国国立睡眠財団Sleep Health編集委員、株式会社こどもみらいR&D統括医、睡眠リズム障害患者会(R&S)理事なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

29
生物として、成長過程にあるものとして。睡眠のメカニズムや必要性、必然性を説き、それと矛盾しうる日本社会を批判しつつもどう対処するかを教授する一冊。納得できることも多いが、ちょっと行き過ぎな印象も持つ。ある程度センセーショナルな表現は仕方ないか。第六章が具体策なので、手っ取り早く実用性を追求するならそこを読めばOK。早起きが美徳なのはしかし、なんでだろうね。太陽の恵みをもっとも効果的に使うなら日の出起床日の入り就寝にならざるを得ないから、これも人間的な工夫だと言えるかもしれないな。2026/10/23

よっち

27
健康的な生活習慣の象徴とされてきた「早起き」。その理由とリスクを明らかにしながら、子どもの知能と健康を守り、力を最大限に引き出す方法を示す1冊。思春期特有の体内時計により、夜に早く眠れず朝に起きられないのは生物学的な必然なのに、社会のリズムがそれを無視して早い学校始業時間となっている現実を浮き彫りにしていて、睡眠不足が学力低下だけでなくうつ・自殺リスクの上昇とも深く関わる点を挙げ、現実的な睡眠衛生の工夫や、社会全体で子どもの睡眠を守る提言もあって、どう対処すべきなのかを知っておくことは必要だと感じました。2026/05/06

haruka

25
小中高生の自殺者数は増加の一途。SNSや親のあり方がやり玉に上げられるけど、そもそも睡眠が足りていないのでは?早寝早起きを善とする社会が間違っているのでは??と。もうこれは夜型人間として心から共感してしまった。 思春期の脳は夜型になる。狩猟時代に親の目を盗んで恋を育む必要があったから…なんてロマンのある説もあったり。自然の摂理としてどうしても早く眠れないのだ。 目覚ましが必要な時点で眠りは足りていない。朝練なんてダメ絶対! 始業を遅めるだけで成績が上がり体調が良くなるというのが、世界で常識になりつつある。2026/05/16

小鈴

13
「早起き神話」解体新書。早起きできない事で悩んでいる人や子どもが早起きできなくて悩んでいる親は読んだほうがいい。この本の情報をもとに、子どもの身体リズムにあう生き方を見つけるほうがよいだろう。 一定の割合で朝が起きられない子どもが多いのは、周りを見ていてもわかる。でも、うちは早起きリズムの子どものため情報を得るために読んだ。2026/08/23

藤井宏

13
日本の子供の睡眠時間は、海外と比べ(あくまで紹介されている国との比較ですが)著しく短いとのこと。心や体の成長にとってもう少し睡眠時間をとる必要がある。始業時間を遅らせることでパフォーマンスが上がると(朝練はもっての他と)。大人では働き方改革が進んでいるのに、子供は習い事などで過密スケジュールになっている。十分な回復時間のためのインターバルが必要ではないかとのこと。2026/04/26

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