NHK出版新書<br> 哲学史入門〈4〉正義論、功利主義からケアの倫理まで

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NHK出版新書
哲学史入門〈4〉正義論、功利主義からケアの倫理まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140887509
  • NDC分類 130
  • Cコード C0210

出版社内容情報

第一人者との問答で流れと主要論点をつかむ、“まったく新しい哲学史入門”再始動!

第4巻のテーマは倫理学! 複雑極まる現代を、私たちはどう生きるべきか。何が正しく、何が許されないことなのか。アリストテレスからはじまり、ベンサム、ミル、カントを経て、ロールズ、ギリガン、マッキンタイア、ヌスバウム、ピーター・シンガーまで、主要な思想家・ジャンルを網羅。特別章では、アナキズムと倫理の深いつながりに迫る。問答形式で哲学を学ぶ面白さを伝える、ありそうでなかった決定版入門シリーズ!


【目次】

内容説明

第一人者との問答で、流れと主要論点を大きくつかむ“まったく新しい哲学史入門”シリーズ再始動!複雑極まる現代を、私たちはどう生きるべきか?何が正しく、何が許されないことなのか?本巻では、倫理学をテーマにアリストテレスからはじまり、ベンサム、ミル、カントを経て、ロールズ、ギリガン、マッキンタイア、ヌスバウム、ピーター・シンガーまで、主要な思想家・ジャンルを網羅。アナキズムと倫理の深いつながりに迫る特別章も収載!

目次

序章 倫理学に入門するとは何をすることなのか(古田徹也)
第1章 現代に生きる功利主義―誰もが幸福な社会を目指して(児玉聡)
第2章 義務論から正義論へ―カントからロールズ、ヌスバウムまで(神島裕子)
第3章 徳倫理学の復興―善い生き方をいかに実現するか(立花幸司)
第4章 なぜケアの倫理が必要なのか―「土台」を問い直すダイナミックな思想(岡野八代)
特別章 「地べた」から倫理を考える(ブレイディみかこ)

著者等紹介

斎藤哲也[サイトウテツヤ]
1971年生まれ。人文ライター。東京大学文学部哲学科卒業。人文思想系を中心に、知の橋渡しとなる書籍の編集・構成を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

7
今回のテーマは倫理学。倫理学一般から功利主義、正義論、ケアの倫理まで噛み砕いて説明されている。個人的に読み入ったのはケアの倫理を扱った第4章。夫の介護を抱え、先般「ワークライフバランス」で物議を醸した高市氏には本章か岡野八代『ケアの倫理』を読んでもらいたい気分になった。そしてテロを通じてしか自分たちの存在を訴えることができない人がいるという話には、思わず宗教2世問題の当事者であり、それ故に安倍元総理を殺害した山上氏を連想した。2025/10/06

zunzun

4
代表的な倫理学の思想、功利主義、義務論、徳倫理学に加えてここ数年で勃興しているケアの倫理までを倫理学者が説明してくれるという新書である。私はここ数年で現代倫理学の本を何冊か読んできたが、徳倫理学について佐藤岳詩『メタ倫理学入門』が読過したものの、腑に落ちるといった感じがなかった。だが、児玉聡氏の要を得た解説のおかげで遠かったものが少し近くにかんじられた。また、功利主義の説明でも、結果が良ければ全てよしという考えではなく、予想されうる結果が良いものを選ぶというのが本義、と間違いやすい箇所を示してくれている。2025/09/11

遊動する旧石器人

2
2025年9月10日第1刷発行。入門書としては、とても読みやすいシリーズの続巻で、本巻は倫理学を扱う。倫理学については、自身も哲学と合わせて読むのだが、なかなか難儀なことが多い領域。どうしても、モヤモヤとしたものを残してしまう。つまり、正しさというのが、絶対でもなく相対でもなく、場によって流動的なものであり、ベストではないベターなものでしかないということに尽きるかもしれない。本書で触れられる題材も万能ではない。なので、万能なモノを持ち合わせるのではなく、時と場合に応じたオプションを有する思考が大切である。2025/10/02

KJ

1
功利主義〜ケアの倫理への構成が良い。流れに沿って、功利主義と義務論は突き詰めたら同じでは?その基礎となる「善」とは一体何か?代わりに「徳」という言葉で突き詰めると何が見えるか?という問いが頭の中で回り始め、アナーキーなケアの瞬間に行き着く。弥縫策のような「その都度の応答」は前読んだジャンケレヴィッチの本を思い出す。この応答の積み重ねから理論をどう展開できるのか、そもそも展開可能なのか等、今後掘っていきたい。ヌスバウムのケイパビリティアプローチと学習指導要領が頭の中で繋がりこれも面白かった。2025/09/17

縁川央

0
徳倫理学の章がとてもおもしろい。このシリーズ、インタビューしている編者がすごい。基本的なことをある程度学んでから本書に戻ってくるとさらに理解が深まるだろう。2025/09/29

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