NHK出版新書<br> 揺らぐ日本のクラシック―歴史から問う音楽ビジネスの未来

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NHK出版新書
揺らぐ日本のクラシック―歴史から問う音楽ビジネスの未来

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140887394
  • NDC分類 760.69
  • Cコード C0273

出版社内容情報

カネと芸術は、いかに両立しうるか?

実は利益の少ないコンサート、助成金頼みのオーケストラ運営、音大卒でも少ない業界の受け皿。今、曲がり角に立つ日本のクラシック音楽。それでも、なぜクラシックは日本で必要なのか?いかに存続しうるのか?考えるヒントは歴史にある!明治の黎明期の明治期から「世界のオザワ」の戦後まで、日本で「興行」としていかにクラシックが発展してきたかを鮮やかに活写。本場の欧州やアメリカ、アジアの文化的土壌や音楽ビジネスとの比較を踏まえ、これからの日本のクラシックが進むべきビジョンを考える。

内容説明

曲がり角に立つ日本のクラシック。それでもなぜクラシックは日本で必要なのか?いかに存続しうるのか?考えるヒントは歴史にある!文化事業の最前線に立つ著者が、明治の黎明期から「世界のオザワ」の戦後まで、興行としての音楽芸術の発展史を、世界各国の事情と比較しながら鮮やかに活写。芸術とビジネスが交差する場所を求め、これからクラシックが進むべきビジョンを問う。

目次

第1章 かくも厳しきクラシック
第2章 日本のクラシックの騒々しい夜明け
第3章 興行としての長い道のり
第4章 ボストンにあった源流
第5章 どうやって資金を調達するか―アメリカ、イギリス
第6章 資金さえあればいいのか―オーストリア、ドイツ、フランス
第7章 ビジネスと芸術は交わるか
第8章 社会にクラシックをつなぐには

著者等紹介

渋谷ゆう子[シブヤユウコ]
音楽プロデューサー、文筆家。大妻女子大学文学部卒。株式会社ノモス代表取締役として、クラシック音楽の音源制作やコンサート企画運営を展開。また香川県民ホールプロデューサーとして文化事業に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

13
日本のクラシック音楽界の状況や行く先を歴史的背景や諸外国の事情を交え考察する本。どう次世代を育成するか、演奏家も聴衆も。英国やシンガポールの事例が面白そう。 クラシックと読書は相性が良いと思う、特に器楽曲は。私も本を読むときはピアノ曲を聴くことが多い。もっと裾野が広がるといいなあ。2025/03/23

どら猫さとっち

11
今日本のクラシック音楽界は、かなり厳しい。特に経済面ではチケット代の値上げ、会場費の高さなど、苦戦している。そして「何故日本でクラシックなのか」という疑問もある。日本や海外のクラシック音楽の現在と未来を問う、ビジネスと芸術との交わりについて考える一冊。これは美術にもいえるのではないか。芸術は尊くても、霞を食べるわけにもいかない。芸術・文化に対して、この国は関心がないのではと思うのは、言葉が過ぎるか。2025/04/05

ろべると

10
クラシック音楽の市場も危機に瀕しており、オーケストラやオペラ団体はどこも補助金でようやく存続している状態だ。著者は日本のクラシック音楽の存続のためには、地方で客を呼び寄せる参加型のフェスなどを開催して、さまざまな人たちを巻き込んでいくべきだと言う。至極もっともであり、ひと握りの富裕層向けだけでなく、地域を活性化させる手段として音楽を活用すべきだろう。それはいいのだが、本書の大半は欧米や中韓のクラシック受容史や現状紹介に紙面を割く。そんなことより、今の日本でクラシックが街で息づいている例を紹介すべきだろう。2025/05/22

倉屋敷??

5
ラジオでクラシック番組をよく聞いているが聞いているだけでまったく詳しくもないけどちょっとだけ身近な存在のクラシック。 クラシックをビジネスとして成り立たせるのは相当難しそうですね。寄付や補助金に頼らざるを得ない。 私たちに出来ることはコンサートに足を運ぶこと。 一回も行ったことないので行ってみたい。2025/05/09

おさと

5
昔昔に日本にクラシックを取り入れて根付かせてくれた先人がいるんだよなぁ…。当たり前すぎて忘れがちだけど。この小さな町で音楽を聴く機会を広めたい!その先陣になれるかな。がんばろう。2025/04/28

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