出版社内容情報
カネと芸術は、いかに両立しうるか?
実は利益の少ないコンサート、助成金頼みのオーケストラ運営、音大卒でも少ない業界の受け皿。今、曲がり角に立つ日本のクラシック音楽。それでも、なぜクラシックは日本で必要なのか?いかに存続しうるのか?考えるヒントは歴史にある!明治の黎明期の明治期から「世界のオザワ」の戦後まで、日本で「興行」としていかにクラシックが発展してきたかを鮮やかに活写。本場の欧州やアメリカ、アジアの文化的土壌や音楽ビジネスとの比較を踏まえ、これからの日本のクラシックが進むべきビジョンを考える。
内容説明
曲がり角に立つ日本のクラシック。それでもなぜクラシックは日本で必要なのか?いかに存続しうるのか?考えるヒントは歴史にある!文化事業の最前線に立つ著者が、明治の黎明期から「世界のオザワ」の戦後まで、興行としての音楽芸術の発展史を、世界各国の事情と比較しながら鮮やかに活写。芸術とビジネスが交差する場所を求め、これからクラシックが進むべきビジョンを問う。
目次
第1章 かくも厳しきクラシック
第2章 日本のクラシックの騒々しい夜明け
第3章 興行としての長い道のり
第4章 ボストンにあった源流
第5章 どうやって資金を調達するか―アメリカ、イギリス
第6章 資金さえあればいいのか―オーストリア、ドイツ、フランス
第7章 ビジネスと芸術は交わるか
第8章 社会にクラシックをつなぐには
著者等紹介
渋谷ゆう子[シブヤユウコ]
音楽プロデューサー、文筆家。大妻女子大学文学部卒。株式会社ノモス代表取締役として、クラシック音楽の音源制作やコンサート企画運営を展開。また香川県民ホールプロデューサーとして文化事業に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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