出版社内容情報
悩んだときは、『孫子』×『貞観政要』と、『菜根譚』×『呻吟語』が役に立つ!
中国古典研究の第一人者が、『孫子』×『貞観政要』と、『菜根譚』×『呻吟語』の名言・格言を、身近なたとえを用いてわかりやすく解説する、ユーモア抜群の中国古典ガイド。
たとえば『孫子』の「彼を知り己を知れば、百戦殆(あや)うからず」。勝敗は彼我の相対的戦力差によって決まることを鋭く指摘したこの言葉は、オンライン会議時に思い出してみてはどうか。ふだん見えない自分がパソコンの画面に映る。「こんな妙な癖が自分にあったのか。今後は気を付けなければ――」。これは、他人と自分が同一画面上に配置されることではじめて自覚できることではないだろうか。
面白くてタメになる!「故事・ことわざ」の読み方指南の書である。
[前編]仕事や組織での活動がうまくいくヒントがほしいときに
――組織論・リーダー論の最高傑作『孫子』×『貞観政要』より
一、算多きものは勝つ
二、彼を知り己を知る
三、人こそ城
四、水の如く勝ちを取る
五、逃げる美学
[後編]人生の歩き方、人との付き合い方に迷ったときに
――処世訓の最高傑作『菜根譚』×『呻吟語』より
一、自分の器を磨く
二、人間関係の極意
三、ピンチと感じたとき
四、四角と丸で生きていく
五、人生は百年のみ
内容説明
オンライン会議で初めて自分の嫌な癖を知る…。そんな時こそ、この言葉「彼を知り己を知れば、百戦殆うからず」。仕事や人生の悩みには、中国二大組織論『孫子』×『貞観政要』と、中国二大処世訓『菜根譚』×『呻吟語』が役に立つ。ユーモア抜群の中国古典研究者が解説する、タメになる!「故事・ことわざ」読み方指南の書。
目次
前編 仕事や組織活動でのヒントが欲しいときに―『孫子』×『貞観政要』より(算多きものは勝つ;彼を知り己を知る;人こそ城;水の如く勝ちを取る;逃げる美学)
後編 人生の歩き方、人との付き合い方に迷ったときに―『菜根譚』×『呻吟語』より(自分の器を磨く;人間関係の極意;ピンチと感じたとき;四角と丸で生きていく;人生は百年のみ)
著者等紹介
湯浅邦弘[ユアサクニヒロ]
1957年、島根県生まれ。大阪大学名誉教授。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。北海道教育大学講師、島根大学助教授、大阪大学助教授、同大学大学院教授を歴任。専攻は中国思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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