出版社内容情報
ブギの女王&スウィングの申し子--音楽史を塗り変えたコンビのすべてがわかる
ポピュラー音楽史研究の第一人者が、服部家で長年眠っていた楽譜草稿などの貴重資料を渉猟し、「ブギの女王」と「スウィングの申し子」コンビが近代の芸能に遺した決定的な業績を書き尽くす。レコード中心、戦前と戦後を分断したものと見なす従来の批評通念に挑戦する「涙ぐましい」野心作。連続テレビ小説「ブギウギ」関連書の決定版。心ズキズキ踊りだす、連続テレビ小説「ブギウギ」関連書の決定版。
内容説明
大衆音楽史研究の第一人者が、服部家で長年眠っていた楽譜草稿などの貴重資料を渉猟し、「ブギの女王」と「スウィングの申し子」のコンビが近代の芸能に遺した決定的な業績を書き尽くす。レコード中心、戦前と戦後を分断したものと見なす従来の批評通念に挑戦する「涙ぐましい」野心作。連続テレビ小説「ブギウギ」関連書の決定版。
目次
前口上 「近代音曲史」の野望
第1章 「歌う女優」誕生―大阪時代の笠置シヅ子
第2章 服部良一と「道頓堀ジャズ」
第3章 レコード・ラジオと「国民歌謡」
第4章 スウィングのクイーン&キング―松竹楽劇団時代
第5章 関西興行資本の東京進出―松竹・東宝・吉本
第6章 時代のアイコン「ブギの女王」
第7章 服部は「ブギウギ」をどう捉えていたか
第8章 リズム音曲の画期としての「買い物ブギー」
著者等紹介
輪島裕介[ワジマユウスケ]
大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻教授(音楽学研究室)。1974年石川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はポピュラー音楽研究、近現代音曲史、アフロ・ブラジル音楽研究、非西洋地域における音楽の近代化・西洋化に関する批判的研究。著書に『創られた「日本の心」神話「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』(光文社新書。第33回サントリー学芸賞、国際ポピュラー音楽学会賞)、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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