出版社内容情報
100年に1度のパラダイムシフトに乗り遅れるな!
EVや自動運転、ドローンといった技術革新がめざましく進展し、空飛ぶタクシーまで夢ではなくなる一方で、スマホアプリによるタクシー配車やカーシェアリングなどの新しいサービスが次々と立ち上がる現在。ソフトとハードの両面で「モビリティ(移動)」の形が大きく変わるこの機をとらえて、関連する自動車・鉄道・IT業界などでは、一大競争が始まっている。日本の産業界の地図は、今後どのように塗り替えられるのか? そして、私たちの暮らしはこれからどのように変わっていくのか? 経済・企業経営・公共分野などの広い領域にわたって調査・研究を行っているシンクタンクが、いま起きつつある大変化の実相を解き明かす。
内容説明
EV・自動運転・シェアリング、100年に1度のパラダイムシフトに乗り遅れるな!あと10年で何が変わるか?大転換期の戦略を読み解く!
目次
はじめに 立ち上がる巨大市場
序章 2030年代のモビリティ生活
第1章 CASEで占う自動車産業の未来
第2章 MaaSが導く鉄道次世代ビジネスモデル
第3章 産業とモビリティの共創へ
第4章 国家戦略としてのMaaS、CASE
第5章 移動革命が地方創生の切り札になる
終章 街が変わる。暮らしが変わる。
共同研究レポート 行動変容のメカニズムとBeyond MaaSの可能性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ray
11
2020年5月発売なのでコロナ禍の影響が今後どれほど移動革命に影響を与えるかも気になるところ。トヨタの「コネクティッド・シティ」が、1800年代後半のハワードによる田園都市構想のような近未来における都市計画の一つの形になるのかなと個人的には期待して、行く末を見守りたいなと思います。2020/09/14
くものすけ
9
本書は移動革命は既に開始されているという。身近な話題ではカーシェア、自動運転、電気自動車の普及などが現実かしているが、自動車、鉄道、バスからドローンまで含めた巨大な枠組みでの取り組みが開始されるようだ。三菱総研の現況集大成のレポートで現在の断面を理解することは出来る。2020/05/18
としP
9
都会や大きな都市では、MaaS進み始めているようですね。車中心の小さな都市でも展開していくといいな。2020/05/13
YUJIRO
3
既に類書が数多く発売されている。その中で本書に特筆すべき点は特にないと思うが、逆にコンパクトにまとまっている。初めてこの分野について読む際には適していると思う。2021/03/12
ぺーはーせぶん
1
駄本。コロナ禍発行の残念な本書。決して明確に記述していないがタイトルに対する解は『否』である。 MAASを語る上で大切な概念、都会、都市、地方、過疎地の要素分け。シームレス、一括決済、コンテンツ含有、サブスク。フィンランド発ウィムが世界初。究極イメージ、スマホがあればどこでもバス停。どこでもドアトゥドアで目的地。。。それより前に早くカーコネクティッド完成させてよ自動車業界さん。それより前にいっちょ前の5G見せてよ通信業界さん。完全にアメリカの後追い、中国の真似事、ですやん。あ〜早く本物の5Gが欲しいよ。2022/11/24