内容説明
健康法の可能性が広がる太極拳。
目次
第1章 太極拳総論
第2章 太極拳基礎資料
第3章 太極拳の特徴
第4章 太極拳の学習について
第5章 さらに向上を目指すために
第6章 座ってできる健康法Any3 TAICHI
著者等紹介
楊進[ヨウススム]
1947年京都生。薬学修士。楊名時太極拳始祖・楊名時師家の長男で後継者(京劇で有名な「楊令公」の子孫で山西楊家第41代)、NPO法人日本健康太極拳協会理事長、太極学院学院長。内家拳研究会主幹。幼少より太極拳を楊名時に、形意拳を王樹金に学ぶ。数少ない李天驥の直弟子のひとり
橋逸郎[ハシイツロウ]
1954年生まれ、愛知県出身。NPO法人日本健康太極拳協会諮問会議委員、医療・運動研究委員会副委員長、楊名時太極拳師範、中部内家拳研究会代表、半田市健康太極拳協会代表、東海ホリスティック医学振興会理事、中部学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミッキー・ダック
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太極拳の原理を力学的に、太極拳が健康に良い理由を医学的に説明しており、姿勢や動きの根拠が分かり勉強になる。◆力の無い者が強い者に勝つには、力でぶつからず相手の力を利用して相手の姿勢を崩し反撃するしかない。崩しに必要なのが体幹の回転、重心の落下・移動。攻撃に必要なのが、テコの原理と衝突振り子の原理。そのためにはどんな状況でも重心を制御して安定姿勢を保ちつつ軽やかに動くことが必要。◆そのための中腰・片足バランスが転倒防止に役立ち、体幹のひねり・たわみがセロトニン神経を活性化し落ち着き集中力を高める等。 2017/06/29