出版社内容情報
親の脳も傷ついていた!
マルトリートメント(不適切な養育)の連鎖を断つ「ポジティブ脳」とは?
トラウマ治療の権威・杉山登志郎医師との対談収載
12万部突破『子どもの脳を傷つける親たち』待望の第2弾!
「子どもの行動が変わってきた」と親が実感できるだけでなく、科学的にもそれが証明される。日々がんばっている親にとって、これほど心強く勇気づけられるフィードバックはありません。「マルトリートメントは悪いことだ」という点のみを強調するのではなく、子どもを傷つけない方法を身につけることによって親に自信をつけてもらい、親の脳を「ポジティブ脳」に変えていく──。マルトリートメントを予防する観点からしても、これは非常に意味のあることです。──「第3章」より
第一章 こころの発達を阻む脳の傷つき
第一章 親のトラウマと子どもの成長
第三章 「親の脳」が変わると「子どもの脳」も変わる
第四章 負の連鎖を断ち切るための親支援
[特別対談]子どもを守る親子併行治療
内容説明
大反響を得た『子どもの脳を傷つける親たち』の第2弾。脳研究に携わる小児精神科医である著者が、本作では「親の脳とこころ」に焦点をあてていく。子どもの脳を傷つけ、健全な発達を阻むマルトリートメント(不適切な養育)から彼らを救うために、脳科学ができることとは何か―。最新の知見に基づき、虐待の世代間連鎖を止める方法を解説する。
目次
第1章 こころの発達を阻む脳の傷つき(子ども虐待はなぜ起こるのか;「身体的虐待」からひろがった虐待の概念 ほか)
第2章 親のトラウマと子どもの成長(連鎖するこころの傷つき;動物において虐待は連鎖するのか ほか)
第3章 「親の脳」が変わると「子どもの脳」も変わる(日本社会では6割が「体罰容認」;「体罰」は愛の鞭ではない ほか)
第4章 負の連鎖を断ち切るための親支援(法改正で虐待が激減したスウェーデン;よい子育ても連鎖する ほか)
特別対談 子どもを守る親子併行治療―杉山登志郎、友田明美(「パターン」が見える親子の傷つき;「団塊の世代」に顕著なトラウマの発現 ほか)
著者等紹介
友田明美[トモダアケミ]
小児精神科医。医学博士。福井大学子どものこころの発達研究センター教授。熊本大学医学部医学科修了。同大学大学院小児発達学分野准教授を経て、2011年6月より現職。福井大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長兼任。2009‐2011年および2017‐2019年に日米科学技術協力事業「脳研究」分野グループ共同研究日本側代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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