出版社内容情報
「軍隊手牒」から、「年玉手帳」、「システム手帳」、新時代の手帳まで。明治に生まれ、変貌し続ける手帳は、日本人の時間観や仕事観を映しだす鏡だ! そこに秘められた驚きの歴史と文化を解き明かす。
内容説明
旧日本軍の軍隊手牒、企業が支給する年玉手帳、新時代の定番ほぼ日手帳、カリスマにあやかる有名人手帳…手帳には、その利用者がこれまで何をしてきて、これから何をするのかという情報が詰まっている。その歴史をたどると、日本人の時間感覚、仕事観、精神史が見えてくる。
目次
第1章 手帳以前の時間感覚(日本人はいつから時間にうるさいのか?;暦が世界を支配する;元号が生んだ時間感覚;暦と時刻のレイヤー)
第2章 手帳が示す行動規範(手帳はいつ生まれたのか;軍隊手牒から年玉手帳へ;消えていく会社の影)
第3章 手帳にあやかる人々(自己啓発化する手帳;「神社系手帳」の誕生;新世代の定番手帳)
第4章 手帳大国ニッポンの実像(手帳のカンブリア爆発;最新ニッポン手帳事情;「手帳の日本史」は何を語るか?;手帳との正しい向き合い方)
第5章 グーグル的な時間からの自由へ(アナログな時間とデジタルな時間;携帯電話からスマートフォンへ;テクノロジーがもたらした時間感覚;ライフハックで時間を操作する)
著者等紹介
舘神龍彦[タテガミタツヒコ]
手帳評論家。大学卒業後、アスキー勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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涼
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