NHK出版新書<br> 手帳と日本人―私たちはいつから予定を管理してきたか

電子版価格
¥814
  • 電子版あり

NHK出版新書
手帳と日本人―私たちはいつから予定を管理してきたか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140885703
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「軍隊手牒」から、「年玉手帳」、「システム手帳」、新時代の手帳まで。明治に生まれ、変貌し続ける手帳は、日本人の時間観や仕事観を映しだす鏡だ! そこに秘められた驚きの歴史と文化を解き明かす。

内容説明

旧日本軍の軍隊手牒、企業が支給する年玉手帳、新時代の定番ほぼ日手帳、カリスマにあやかる有名人手帳…手帳には、その利用者がこれまで何をしてきて、これから何をするのかという情報が詰まっている。その歴史をたどると、日本人の時間感覚、仕事観、精神史が見えてくる。

目次

第1章 手帳以前の時間感覚(日本人はいつから時間にうるさいのか?;暦が世界を支配する;元号が生んだ時間感覚;暦と時刻のレイヤー)
第2章 手帳が示す行動規範(手帳はいつ生まれたのか;軍隊手牒から年玉手帳へ;消えていく会社の影)
第3章 手帳にあやかる人々(自己啓発化する手帳;「神社系手帳」の誕生;新世代の定番手帳)
第4章 手帳大国ニッポンの実像(手帳のカンブリア爆発;最新ニッポン手帳事情;「手帳の日本史」は何を語るか?;手帳との正しい向き合い方)
第5章 グーグル的な時間からの自由へ(アナログな時間とデジタルな時間;携帯電話からスマートフォンへ;テクノロジーがもたらした時間感覚;ライフハックで時間を操作する)

著者等紹介

舘神龍彦[タテガミタツヒコ]
手帳評論家。大学卒業後、アスキー勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

74
手帳大国ニッポンの実像が描かれていた。手帳がいつ生まれたのか、手帳にあやかる人びと、年玉手帳と呼ばれる企業手帳など面白く読めた。几帳面な日本人に普及した背景もわかる。毎年暮れになるとすごい種類の手帳が本屋に並ぶ。デジタル化社会においてもなぜ手書きの手帳が使われるのはなぜなのかについても考える。昔分厚いシステム手帳を買ったが書くことがほとんどなかったという経験がある。以来自分に見合った手帳を使っている。ほとんど読書メモですが・・・図書館本2019/04/03

48
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/10/post-b0521b.html SYSTEM DIARY復活記念に2022/10/03

hippos

18
手帳ひとつとっても日本人的なところが滲み出るんだな。僕が社会人になった頃確かに会社の手帳なるものが支給されいて当時はまったくそんな手帳を全く使うことがなかったけれど本書を読んでその理由が納得できた。それにしても「年玉手帳」という言葉ははじめて聞いた。2020/06/15

66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

15
面白かった。確か、日経の読書ページで紹介されてた本。手帳好きとしては読まねば、と思い読んでみた。章では「暦と時刻のレイヤー」が面白かった。たしかに、同じカレンダー、同じ時計があってこその今の「スケジュール」なのか。全体的には知ってる商品多かったなー。超整理手帳は一瞬使ってた!大げさで、人前ではちょっと恥ずかしくてやめたけど😅ここ10年以上は「アクションプランナー」を愛用中。これはバーチカルなんだけど、ある意味「時間」「時刻」っていう概念を可視化してるんだな。図書館本2019/03/10

14
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/01/post-dbc0.html2019/01/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13358564
  • ご注意事項

最近チェックした商品