NHK出版新書<br> 「正義」がゆがめられる時代

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NHK出版新書
「正義」がゆがめられる時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140885161
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C0236

出版社内容情報

なぜ「人を傷つけて当然」と思えるのか? 鋭い洞察力と分析眼をもつ精神科医が、「怒り」「コスパ」「“普通”からの脱落」をキーワードに、ゆがんだ“正義”がうみだされたその理由を解き明かす!

内容説明

弱い立場にある人を意図的に傷つける人々がいる。彼らは行き過ぎた“正義”を振りかざして暴走し、後悔も反省もしない。攻撃の矛先は店員、透析患者、生活保護受給者、そして障害者にも及んだ。なぜこうなるのか?鋭い洞察と確かな分析眼で定評ある精神科医が、現代社会を象徴する「怒り」「コスパ」「“普通”からの脱落」に着目し、ゆがんだ“正義”が流行る理由を解き明かす!

目次

第1章 障害者を襲った男は何を考えていたのか
第2章 なぜ「殺せ」が“正義”になるのか
第3章 溜め込まれた「怒り」はどこに向かうのか
第4章 なぜ「コスパ」にこだわる人が増えたのか
第5章 いつから“普通”に生きることが難しくなったのか
終章 「正義」がゆがめられる時代

著者等紹介

片田珠美[カタダタマミ]
広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学び、DEA(専門研究課程修了証書)取得。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

すーさん

34
普通の人がある日、犯罪を犯す。あろうことか、それについて加害者は正しいことをしたと思っている。歪められた正義について考えさせられる。 社会的弱者を傷つけ、陥れた加害者は自分を正当化することが多い。いくつかの例を取り上げて、評価する声が多いことに筆者は疑問を呈する。なぜ、自分を正当化しなければいけないのか。その理由を社会的背景や考えられる事情から読み取り、考察されている。 コスパ至上主義で努力を嫌ってしまう学生の考察も面白い。すぐに結果が出ることを求めてしまうと、将来役に立つかもしれない勉強はしなくなる。2019/05/05

to boy

28
相模原での障碍者施設大量殺人事件を事例に「正義を語る」とはどういうことかについて論じています。話が少し拡散してしまって期待したものと違いました。若者が学校というサービスを受ける立場から会社というサービスを提供する立場に移行する時の戸惑い、消費者が支払った対価として受けるサービスへの性急な要求などはなるほどと思いました。いろいろと問題を語っていますが、解決への道筋についての記述が無いのが残念。2017/10/22

とよぽん

26
片田珠美さんの著書2冊目。文章が明快でよく分かる。大量殺人犯が、いかに追い詰められ、喪失と絶望に見舞われてきたかという背景を探り、決して異常な人だったからではないことを説いている。あのヒトラーも。そして、現代の日本が孤立や貧困、不安感を「躁的防衛」で解消しようとする危険な精神状態にあるということ。そこに使われるのがもっともらしい「正義」の隠れ蓑なのだ。声高に正義を振りかざして誰かを攻撃しようとする・・・そんな人には十分注気を付けなければならない。2018/05/03

テツ

23
不安定な精神状態。現実の惨めな自分とはあまりにも乖離した理想の自分。そうしたモヤモヤを覆い尽くすほど『歪んだ正義』は強い。不満と怒りを自分のコンプレックス由来の感情だと受け入れることの出来ない弱さが薄っぺらい正義の御旗を振り翳す理由となる。その大義名分があれば自らのストレス発散のために他者を攻撃する罪悪感が薄まるから、弱者ほど正義を掲げる。自分を正義だと考えて行動する間際にこうしたことを一瞬でも考える強さを忘れずにいたい。2018/06/26

そり

19
正しさを振りかざす人に違和感をもった。たしかにそこに不正であったり、理にかなってないことは存在する。けれど、あまりに怒りすぎであると、不正を憎む感情の陰にさらになにかいる感じがする。著者によると、強いものに虐げられるもやり返せないので弱いものにあたる、それは一種の防衛メカニズムであるらしい。弱いもの、またはミスでもいい、正当化が図れればやり返される恐れも弱まるからではないかとも思った。さらに優位にたちたいのだ。しかし、防衛とはなんとややこしくも哀しいこと。2017/07/16

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