出版社内容情報
がんは、日本人の2人に1人が罹患する国民病。そこには、私たちの知らない「地域差」があった。がんの様相を都道府県ごとに捉え、見えてきた実態と課題をコンパクトにまとめる。
内容説明
東京都の乳がん、北海道の肺がん、福岡県の肝がん…あなたの県が「かかりやすいがん」は?青森県や大阪府は、なぜ他県に比べてがんで「亡くなりやすい」のか?国立がん研究センターの調査から、都道府県ごとのがんの特徴に迫り、見えてきた実態と課題を明らかにする。地域の視点からがんを捉えなおす、本邦初の一冊!
目次
序章 がんにも「地域差」がある(私たちは、なぜがんになるのか;がん情報を国が集める意義 ほか)
第1章 がんになる県、ならない県“東日本編”(北海道・東北地方;関東地方 ほか)
第2章 がんになる県、ならない県“西日本編”(近畿地方;中国・山陰地方 ほか)
第3章 死亡率を改善するために(「がん登録」の教訓;がんのリスクを見極める ほか)
著者等紹介
松田智大[マツダトモヒロ]
1973年、東京都生まれ。専門は疫学、公衆衛生学。国立がん研究センターがん対策情報センターがん登録センター全国がん登録室室長。国際がん登録協議会(IACR)次期理事長。神戸大学法学部(医事法専攻)卒業後、東京大学大学院医学系研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学、トゥールーズ第3大学医学部博士課程修了。所属する「がん登録センター」では、全国のがん罹患や死亡の実態を収集・集計し、2016年、はじめて全47都道府県の数値を公表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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