出版社内容情報
「プロフェッショナル 仕事の流儀」登場の後、10人のプロフェッショナルはどのような課題に直面し、どう乗り越えたのか?彼らの軌跡を初めて明かすヒューマンドキュメント!
内容説明
井山裕太、羽生善治、三浦知良、坂東玉三郎…『プロフェッショナル仕事の流儀』登場後、10人のプロフェッショナルはどのような課題に直面し、どう乗り越えたのか?変転目まぐるしい時代、信念を貫く秘訣とは何か?仕事を取り巻く環境の悪化、加齢、そして東日本大震災…困難のなかで志を持続し、限界に挑む彼らの軌跡をはじめて明かすヒューマンドキュメント。
目次
1 変わらない力(AI時代への新たな決意―将棋棋士 羽生善治;淡々と、完璧を目指す―星野リゾート代表 星野佳路;人生にムダなどない)
2 生涯現役を貫け(プロフェッショナルに、終わりはない―元半導体メーカー社長 坂本幸雄;遠くは見ない、明日だけを見続ける―歌舞伎役者 坂東玉三郎)
3 大震災、そして新たなる飛躍(やりたいからこそ、やる―作業療法士 藤原茂;地べたと向き合って生きる―建築家 伊東豊雄)
4 限界への挑戦(今の自分だからできること―バレリーナ 吉田都;情熱は一生、燃え続ける―プロサッカー選手 三浦知良;「逆転する力」の秘密―囲碁棋士 井山裕太)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
22
番組放映後の姿を追った物語。羽生さんが言われていた「継続することが最大の才能」を地で行く方たち。そこには、持って生まれた能力だけでなく、誰のためにのような視点があるのではと感じた。2018/01/13
みなみ
15
「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演したプロたちが、その後約10年間どのように挑み続けてきたのかを描くお話。心に残った言葉を羅列すると、星野佳路による「私にとってのゴールであり最も優先すべきことは、会議で出す結論の内容ではなく、皆が立場を超えて、いろいろな意見を出し合い、議論を楽しむというプロセス」。プロの印象として「周囲が巻きこまれてしまうほどの、仕事に懸ける熱い情熱。戦闘モードに入ったときの圧倒的なエネルギー。ここぞというときに発せられる一言の鋭さ」。羽生善治さんの目指す理想の境地としての「玲瓏」。2020/05/13
MOKIZAN
15
その業の頂を極められた方々が、片手に余まる年月を経た後、自己の変化等についての思いをまとめた本。齢を重ねたことで自身認めざるを得ない能力等の変化。業界の指向、流儀等の代謝に順応させながら、実力を記しつつ、多くの方が現役を続けられている。ただ、その取り組み方には「極み」への拘りよりも、その道の新たな標だったり、年輪や経験から知らされる「熟」なるものを知ろうとする、探求心の占めるところが増えてきているように読めた。「継続は力なり」そのことは外に対しても、自身に対しても向けられる言葉なんだと改めて感じる。2016/09/18
snow peak
5
番組を見続けているので知っている方のエピソードが色々あった。それでも改めて読むと新しい気付きがあり、モチベーションを貰えた。やはり自分は、かなり足りてないな。ここまでの方たちに並べることは難しいかもしれないが、自分のベストは尽くそうと思い直した。2017/11/21
ジュリ
4
才能とは努力を継続する力。どのプロフェッショナルも努力を続けている。2018/12/02
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