NHK出版新書<br> スター・ウォーズ論

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NHK出版新書
スター・ウォーズ論

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140884737
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0274

内容説明

一九七七年の第一作公開以来、世界中にファンを獲得したスター・ウォーズは、映画史に燦然と輝く傑作サーガだ。当初は「ボツ企画」扱いをされた同作は、いかに最強コンテンツへと生まれ変わったのか?日本語字幕監修を務めた著者が、シリーズの全容を明らかにするとともに、ディズニー買収以後の行方を展望する。新書初の本格的スター・ウォーズ論がここに誕生!

目次

第1章 スター・ウォーズという文化(まさかの買収劇;一〇億人が体験した映画 ほか)
第2章 映画史におけるスター・ウォーズ(スター・ウォーズ企画を却下した映画会社;配給交渉権の行方 ほか)
第3章 スター・ウォーズは何を描いているのか(スター・ウォーズと歌舞伎;「現代の神話」としてのスター・ウォーズ ほか)
第4章 ルーカスからディズニーへ(1)(作家としてのジョージ・ルーカス;なぜルーカスは娯楽作品に徹したのか ほか)
第5章 ルーカスからディズニーへ(2)(アニメシリーズへの影響;音楽の使い方にみる「ディズニーらしさ」 ほか)

著者等紹介

河原一久[カワハラカズヒサ]
1965年生まれ。TVディレクター、ライター。日本語字幕の監修など、「スター・ウォーズ」シリーズを間近で見てきた人物の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sas

38
最新作「フォースの覚醒」が公開され、また全世界でブームを巻き起こしているスターウォーズ。このスターウォーズの歴史、背景、そしてなぜここまで人々に愛されているかが書かれている。昔からのファンでも新しいファンでも楽しめる内容だ。ディズニー買収後の将来の話は興味深かった。もし、ルーカスが亡くなっても、スターウォーズはずっと続いていくのだろう。2016/03/26

おさむ

33
論と銘打ってはいるが、あまり論にはなっておらず、あくまでスターウォーズを巡るさまざまなトリビアを紹介する本。ただ、初耳のエピソードもそこそこあり、ファンは楽しめるかも。世界の神話と日本の影響が大きいというのがスターウォーズを語る上での定番だが、そこはやんわり否定する。スペースオペラや過去のさまざまな映画のパクリの指摘は残念ながらその通りなんでしょう。結局、純粋なオリジナル映画というのはもう有り得ないんだなあと感じる。ブックオフで108円で購入。2019/09/11

詩 音像(utaotozo)

33
「スター・ウォーズ」登場以前の映画史や、着想から実際の映画製作へ至る途中の変遷、完成までの紆余曲折、完成後の映画史への影響までも、作品愛に溺れず、極めて冷静に分析した文字通りのスター・ウォーズ論。物語に関しても、嫌われ者ジャージャーの存在意義、分離主義者の主張と共和国内での立場なども簡潔明瞭に解説。前者は前から思っていたことを、後者は前から疑問だったことをスッキリとさせてくれ膝を打つ思い。ディズニーによるルーカスフィルム買収から考えうる未来への展望も、より創造面、商業面の見地から、納得の肯定的分析。2016/01/01

ヒデキ

26
スターウォーズの関連本として購入しました。 著者は、私と同年代で、リアルに1作目から見てきた人の著書は、自分が、このシリーズと過ごしてきた年代を感じさせてくれて嬉しかったです。 現在、ディズニーの一部門として存在する、ルーカス・フィルムがどんな作品を作り出していってくれるのかより楽しみになってきました。 2021/03/11

くまクマ

24
ディズニーだからこそ出来るスターウォーズがワクワク感一杯で見えてくる、そんな本です。エイブラムス監督に期待!2016/03/17

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