NHK出版新書
ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140884638
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0234

出版社内容情報

この原理を知らずして、いまや世界は理解できない。アップル、グーグル、フェイスブック……今や国家や社会を形づくるIT企業を動かす原理は何か。超国家的プラットフォームの登場で激変する世界を見通す!

内容説明

アップル、グーグル、フェイスブック…今や国家や社会の基盤に成長した巨大IT企業を動かす基本原理とは何か?わかりやすい語り口に定評のある『ITビジネスの原理』の著者が、「共通価値」をキーワードにネットサービスを根本から解説。超国家的プラットフォームの登場で激変する世界を見通す!

目次

第1章 プラットフォームとは何か?―IT企業、国家、ボランティア活動
第2章 プラットフォームの「共有価値観」―グーグル、アップル、フェイスブックを根本から読み解く
第3章 プラットフォームは世界の何を変えるのか?―3Dプリンタ、教育、シェアリングエコノミー
第4章 プラットフォームは悪なのか?―ビジネスモデルの重力、ネットの倫理、現代のリベラルアーツ
第5章 日本型プラットフォームの可能性―リクルート、iモード、楽天
第6章 コミュニケーション消費とは何か?―ミクシィ、アイドル、ニコニコ動画
第7章 人を幸せにするプラットフォーム

著者等紹介

尾原和啓[オバラカズヒロ]
1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート(2回)、Google、楽天(執行役員)などの事業企画、投資、新規事業などに従事。12職目となる現在は、インドネシアのバリ島に居を構え、日本と往復をしながらIT企業の役員などを務める。初の著書『ITビジネスの原理』(NHK出版)はAmazon.co.jp「Kindle本(ビジネス・経済)」2014年の年間ランキング第7位に入るロングセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

123
さまざまな世界レベルでIT企業で活躍されてきた人による最近の状況を書かれています。学術的ではないのですが、現場にいらした経験からくるもので書かれているので参考になります。いまの状況と今後の方向性を示されることによって私などは今後の業務のヒントなどを得ることができました。2017/01/08

ハッシー

102
★★★☆☆ IT業界の現在と未来をプラットフォーム視点で捉えたビジネス書。総花的で、著者が結局何を伝えたかったのかが良く分からなかった。11社を渡り歩いた著者だからこそ語ることができる裏話は面白いが、何度かこじつけと思われる説明や、納得できない記述があり、すんなり腹に落ちなかった。「リクルート」「iモード」「楽天」という3つの事例を使って、日本型プラットフォームの可能性を示した考察は興味深かったが…2018/10/20

ミライ

33
アップル、google、楽天、ミクシィなどのプラットフォームのあるべき姿を語った作品。著者はgoogle、楽天などに在籍経験があるとのことで、内容も説得力がある。日本のプラットフォーム(楽天など)と海外のプラットフォーム(googleなど)の違いもわかりやすく解説されていた。ドコモのiモードに関しては知っていたが、mixi・楽天に関しては初耳内容で、非常に興味深く考察されていて、面白かった。2018/04/15

かまど

30
『夢をかなえる仕組みづくり』 人と人とがつながり、1人では生み出せない価値を創る仕組みは昔からありました。 井戸端会議という文化、地域のコミュニティなどの存在、仕事はプロジェクトごとにチームが形成されます。 そして現在、人と人とのつながりは、インターネットの普及で世界規模にまで拡大しています。 こうした環境の中で、持続的に参加者が増え、数多の価値を生み出していく活動を続けられる仕組み。 それが「プラットフォーム」という仕組みです。 (つづく)2015/10/11

KAKAPO

26
【私たちの生活や生き方そのもの、価値観はプラットフォームというインフラが進化する上に存在し、また提供されるプラットフォームは毎日のように上書き(アップデート)されています】私たちはプラットフォームという手のひらの上で、情報の消費を繰り返す存在に成り下がってはいけないのではないだろうか?むしろ、このシステムを利用して、イメージを可視化し、情報として発信したり、相互に交換したりすることによって、社会をスパイラルアップさせていかなければならないのではないだろうか?と思った。2015/09/18

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