出版社内容情報
「政治哲学」不在の日本、混迷を極めるヨーロッパ、ネットワーク化された世界に生まれた共同体の姿を描き、「非自由」で幸せな在り方を考える。IT以後の世界を熟知する著者が挑む新境地、新時代の自由論!
内容説明
日本にはリベラルや保守がそもそも存在するのか?ヨーロッパの普遍主義も終わりを迎えているのではないか?未来への移行期に必須の「優しいリアリズム」とは何か?―「政治哲学」不在の日本、混迷を極めるヨーロッパ、ネットワーク化された世界に生まれた共同体の姿を描き、「非自由」で幸せな在り方を考える。ネットの議論を牽引する著者が挑む新境地!
目次
第1章 日本でいま何が起きているのか―「リベラル」「保守」「ネット右翼」(保守化する「リベラル」;マイノリティ憑依とゼロリスク幻想;「保守」が抱える二つのジレンマ ほか)
第2章 ヨーロッパの普遍主義は終わった(中心の消滅とリベラリズムの崩壊;コミュニタリアニズムの限界;自由と平等のトレードオフ)
第3章 移行期をどう生きるか(「冷たいリアリズム」から「優しいリアリズム」へ;ネットワーク共同体の可能性)
著者等紹介
佐々木俊尚[ササキトシナオ]
1961年兵庫県生まれ。作家・ジャーナリスト。毎日新聞社で12年あまり事件記者を務めた後、月刊アスキー編集部に移籍。独立後フリージャーナリストに。ITと社会の相互作用と変容、ネットとリアル社会の衝突と融合を主なテーマとして執筆・講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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