NHK出版新書<br> 写真と地図でめぐる軍都・東京

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NHK出版新書
写真と地図でめぐる軍都・東京

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140884577
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0221

内容説明

戦前、戦中期を通じて、東京は日本最大の軍都だった。近衛師団司令部をはじめ官衙がひしめいていた宮城(皇居)周辺や、大戦下の総司令部として機能した市ヶ谷、武器・弾薬の一大製造拠点だった十条・板橋など。そこに現在も残る軍事遺産を、当時最高精度を誇った米軍撮影の鮮明な空中写真や地図などを手掛かりにたどっていく。歴史ファンから、まち歩き好きまで読んでほしい一冊。

目次

第1部 都心に残る軍都の面影(宮城(皇居)
東京駅・銀座
日比谷・霞ヶ関
芝・汐留
築地・月島 ほか)
第2部 近郊に広がる軍都の全貌(十条・板橋;駒沢・三軒茶屋;中野;立川;相模原 ほか)

著者等紹介

竹内正浩[タケウチマサヒロ]
1963年、愛知県生まれ。北海道大学を卒業後、JTBで旅行雑誌『旅』などの編集に携わり、各地を取材。退社後、地図や近現代史をライフワークに取材・執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

14
東京に残る旧軍施設(近代化の遺構とも言えると思う)の現状と往時の街の姿を偵察に来たB29からの航空写真を史料に俯瞰する一冊。航空写真は恐るべき鮮明さで東京の街を写し、敵に完全に丸裸にされていた当時を思って慄然となる。何気なく利用する街区に数十年前まで息づいていた今と全く違う歴史を知ることは近現代史の良い勉強になると思う。千鳥ヶ淵のあの丸石が高射砲座だったことに驚いた。最終頁にある3月の東京大空襲翌日の戦果確認写真に写る下町の惨状と戦争とは関係ないかのように超然とそびえる富士山の姿の対比に胸が痛む。2015/04/26

Hiroki Nishizumi

9
豊富に掲載されている戦前の施設の写真と地図を見ると、良し悪しとは別にここまで面影が無くなるのかと驚嘆し、驚きを禁じえない。地図を参考に都内散歩に出たくなるな。2015/06/02

らっそ

9
掲載されている航空写真とGOOGLE MAPを照らし合わせて読む。想像していた以上に東京には軍関連施設が多かった。2015/05/06

ガブリエル

8
米軍が撮った空中写真から読みとく、昭和20年頃の東京の市街地の姿。空襲直前の姿は、その数日後に焼夷弾で焼き払われたことを思うと痛ましい。 広大な軍の敷地は、現在、様々な用途で使われている。刻んだ歴史を遺してもらえたものと、消されたもの……昔の面影を残すものはそう多くないが、歴史を紐解きながら、本を片手に散策したくなる。 あの巣鴨プリズンがサンシャインシティとして再開発され、戦犯を吊るした五つの絞首台跡はその一角で公園に生まれ変わっていたとは、知らなかった……2019/11/28

hitotak

7
戦中に米軍偵察機が撮った空撮写真を基に、当時の東京にあった軍関係施設の場所、成立過程、現在の様子等が地域別に詳しく書かれている。旧日本軍は現在の自衛隊よりもずっと規模が大きい上に戦時中とあって都内は軍の施設だらけ。多額の軍事費がつぎ込まれ、大人数の軍人がそこで暮らすことで地域にもたらす経済効果は大きかっただろう。どこの軍施設もある程度の広い面積があり、跡地は公共施設や学校、公園、米軍基地など様々に使用されている。現在では軍の面影は殆どなく、ひっそりと石碑が建つ程度。このまま忘れ去られていくのだろうか。2019/01/06

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