NHK出版新書<br> 実践!田舎力―小さくても経済が回る5つの方法

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NHK出版新書
実践!田舎力―小さくても経済が回る5つの方法

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140884133
  • NDC分類 601.1
  • Cコード C0236

内容説明

リーマンショック、東日本大震災以降、どん底からの再生を模索する地方自治体。そんななか、地域特性を徹底的に調査し、生活者視点に立ち戻り、連携して新しい仕組みをつくりあげたところでは、経済と雇用が生まれ、誇りと笑顔を取り戻している。六次産業化、着地型観光、コンパクトシティ、再生可能エネルギーなど近年注目の戦略を中心に、持続可能なまちを自らつくりだすポイントを5つに整理して紹介する。

目次

第1章 「六次産業化」で付加価値づくり(農漁村に活力を生む「六次産業化」;作物出荷だけでは食べていけない ほか)
第2章 ノウハウ継承で人材づくり(高知のソフト開発マインド;ソフト開発の主軸は人材育成 ほか)
第3章 食のルーツを探るテキストづくり(地元食材のこと、どれくらい知っていますか?;とにかく実際につくって、食べてみるのが第一歩 ほか)
第4章 交流・連携で互いを活かすまちづくり(「都会」と「田舎」の交流・連携で新しいまちづくりを;都市と農山漁村の交流を促す「着地型観光」 ほか)
第5章 環境政策で未来づくり(住民、役場、企業みんなで環境をつくる;コウノトリが呼んだ豊岡市のエコバレー構想 ほか)

著者等紹介

金丸弘美[カナマルヒロミ]
1952年佐賀県唐津市生まれ。食環境ジャーナリスト、地域活性化アドバイザー。「食と環境からの地域再生」をテーマに、全国47都道府県、1000以上の地域を取材。総務省、農水省、内閣府など国の支援事業ほか、各自治体から直接招聘され、六次産業化や地域活性化事業のアドバイザーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えも

14
数多くの村おこしの成功事例と失敗の原因紹介、さらにワークショップ、テキスト化など人材育成と地域資源活用の手法が参考になる。使えそう。今度はノートにメモしながらじっくり読みたいものです。2014/02/06

壱萬弐仟縁

13
報酬として貰っていた図書カードでTSUTAYAにて購入。百年幸せなまちづくり、というのが帯にある。年金制度は不信だが、まちには安心なくして住み続けられない。山間地生き残り策は47頁~。JAとファミマのコラボ店舗は長野県でも下条村発祥地かどうか増えてきた模様。僕は気に入っている。ローソンも先駆けていたようだが。内発型振興には人材育成が重要(72頁)。資源再利用の新聞バッグはナイスアイディア(四万十ドラマ84頁)。兵庫の出石や城崎温泉には行ってみたくなったな(160頁~)。城崎は外国人誘客に力点(168頁)。2013/08/28

福蔵

10
テキスト化とワークショップ、持続可能なものを念頭に置いた地域資源の有効活用などなど、自分の今の仕事にしっかり活かしていけそうな内容でやる気が湧いてきた!2014/01/26

BIDDULPH

7
小さく始めること、テキスト化とワークショップ、地域資源の有効活用=持続可能型、周遊型連携、マルシェ型、プロジェクトチームのつくり方、これらすべてが実践事例や裏話まで一体となって頭に入ってくる。ヨーロッパの小さな都市が立派な街として成り立つ理由が分かった。日本もそういう大人の仲間入りをする時期にきたようだ。2013/10/22

ぐっち

6
この本で紹介されている取組の主役は地域住民である。これまでのまちづくりといえば、市役所や県庁など行政主体だった。これからは地域住民が積極的にまちづくりに参加することが大切だと感じた。その地域を良くしようと1番熱心に考えるのは結局のところその地域で生活している住民なのだろう。2014/12/31

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