内容説明
リーマンショック、東日本大震災以降、どん底からの再生を模索する地方自治体。そんななか、地域特性を徹底的に調査し、生活者視点に立ち戻り、連携して新しい仕組みをつくりあげたところでは、経済と雇用が生まれ、誇りと笑顔を取り戻している。六次産業化、着地型観光、コンパクトシティ、再生可能エネルギーなど近年注目の戦略を中心に、持続可能なまちを自らつくりだすポイントを5つに整理して紹介する。
目次
第1章 「六次産業化」で付加価値づくり(農漁村に活力を生む「六次産業化」;作物出荷だけでは食べていけない ほか)
第2章 ノウハウ継承で人材づくり(高知のソフト開発マインド;ソフト開発の主軸は人材育成 ほか)
第3章 食のルーツを探るテキストづくり(地元食材のこと、どれくらい知っていますか?;とにかく実際につくって、食べてみるのが第一歩 ほか)
第4章 交流・連携で互いを活かすまちづくり(「都会」と「田舎」の交流・連携で新しいまちづくりを;都市と農山漁村の交流を促す「着地型観光」 ほか)
第5章 環境政策で未来づくり(住民、役場、企業みんなで環境をつくる;コウノトリが呼んだ豊岡市のエコバレー構想 ほか)
著者等紹介
金丸弘美[カナマルヒロミ]
1952年佐賀県唐津市生まれ。食環境ジャーナリスト、地域活性化アドバイザー。「食と環境からの地域再生」をテーマに、全国47都道府県、1000以上の地域を取材。総務省、農水省、内閣府など国の支援事業ほか、各自治体から直接招聘され、六次産業化や地域活性化事業のアドバイザーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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