NHK出版新書<br> 帰れないヨッパライたちへ―生きるための深層心理学

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NHK出版新書
帰れないヨッパライたちへ―生きるための深層心理学

  • きたやま おさむ【著】
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  • NHK出版(2012/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140883846
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0211

内容説明

外に向かって勝負せず、内向きの足の引っ張り合いに終始する現代日本。その根元に潜むもの―精神的にいまだ「母‐子」の二者関係が支配する「天国」にとどまり、父親的なライバルが出現する「母‐子‐父」の三角関係をこなしきれない心のあり方を問いかける。私たちが真に自立して生きる道筋はどこにあるのか。きたやま深層心理学の集大成にして最適の入門書。

目次

序章 私はこうして精神科医になった―「嫉妬」を考える
第1章 私たちの心の底にあるもの―「あれもこれも」という甘え
第2章 「あなた」が「みんな」に豹変するとき―裏切りの心理学
第3章 人生は「三角関係」である―心の基本構造
第4章 私たちはどうして神経質なのか―フロイトの発達理論
第5章 人はどのように「三角関係」に出会うのか―言語のエディプス構造
第6章 「あなた」が私を裏切るとき―「幻滅」の精神分析
第7章 成長を阻むもの―羨望恐怖と嫉妬不安
第8章 私たちはなぜ傷つくことを恐れるのか―自己愛のメカニズム
第9章 安心して生きるために―専門的な第二者を得る
終章 嫉妬をこなすこと、生き残ること―「普通の深層心理学」を理解する

著者等紹介

きたやまおさむ[キタヤマオサム]
1946年、淡路島生まれ。本名・北山修。精神分析医。京都府立医科大学卒業後、ロンドンのモーズレイ病院などを経て北山医院(現・南青山心理相談室)を開設。91~2010年まで九州大学教授。現在、白鴎大学教授、国際基督教大学客員教授を務める。専門は精神分析学。医学博士。一方、ミュージシャンとして、65年、ザ・フォーク・クルセダーズを結成。『帰って来たヨッパライ』でデビュー。解散後、作詞家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shikashika555

50
タイトルにひかれて購入。 クルセイダーズが世に出た経緯が興味深かった。 読むほどに若かった彼らの困惑と不安が感じられる。 精神科医としての北山氏の心理分析は、嫉妬と三角関係の克服から 健全で生きやすい心理が生まれるというもので、 フロイト理論を下敷きにしている。 女性の発達については考慮せず、徹底して相対化されているところからフロイト理論は信用していないので三角関係の説明の項はなかなか理解しがたかった。 男性からするとそんなものなのか。 嫉妬の認識についてと自己愛についての項は納得できた。2022/01/05

ばんだねいっぺい

30
 元フォークルの精神科医の北山さんの本。河合隼雄に一辺倒だったけど、いろんな表現があるなーと思った。三角関係と二者関係という形のエディプス・阿闍世コンプレックスの読み解きは、面白いなと思った。自分を成長という観点から見ると、口唇期で止まり退行したまんまのウーパルーパー的なネオテニーなんじゃないかと疑いを強く持つことになった。シンプルにもっと成長したいと強く思うなぁ。2019/04/23

むつこ

27
「ヨッパライ」の対策の本だと思ったら、「帰ってきたヨッパライ」という歌の作詞をした人でお医者さんになっていてこれは心理学の本だった。途中から難しくてよくわからなかった。でも、3曲の歌の題名も、サビも、私でも歌えるからすごい人だ。2022/04/04

Kentaro

24
フロイトは身体的に刺激されやすい部位や興奮しやすい部位で発達段階を分けていく。順番に口唇期、肛門期、男根期、エディプス期等だ。 最初の口唇期は、母親から母乳をもらって吸うと言う口で世界と交流する段階。次が肛門期で、便意や尿意の感覚に目覚めて排泄を管理できるようになる。といった具合だ。 甘えの構造は初期の口唇期に特有の母親との一体感がもたらす安心感を他人に依存する関係であるといいます。 この甘えの構造が強いと、何かストレスがかかると他人に甘えようとする心性へ退行してしまいやすいのだという。2019/03/06

ジュリ

5
家に帰れないヨッパライの話の心理についての本なのかと思ったら全然違った。2018/07/09

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