感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
30
「石橋をたたいて歩いてはならぬ」という一節だった。 それまで商人とは地道に着実に守りのイメージだったのでビックリしたといいます。そこで、待ちの姿勢ではダメだ。積極的に革新を目指さなければならないのだと悟ったといいます。 その後大久保さんはイトーヨーカ堂を退社し、コンサルタント会社を立ち上げ、小売業の経営コンサルタントとして、常に思いきった改革案を提示し、会社の再建に取り組んだ。 小売業の場合、売れるかどうかはやってみないとわからない。だから思いきってやるしかない。革新をしていく。それが大事なんですと言う。2019/03/08
James Hayashi
30
プロフェッションとは華々しいイメージがあるが、ここでは地道な戦いをされている方々。医療関係者が多い。それぞれが持つ座右の銘や転機となった言葉など参考になる。平井伯昌水泳コーチもそうだが、大坂なおみのコーチ、シンクロナイズドスイミングのコーチ、平昌オリンピックで活躍を支えた女子スピードスケートのオランダコーチなど目を見張るものがある。もっとコーチ業に注目すると日本全体が変わるかも。コーチングの機関を作れないか?2018/09/23
ふろんた2.0
27
色々な職業の方の言葉なので、誰にでもハマるものではないが、必ず感銘を受ける言葉があるだろう。自分が一番感銘を受けたのが、最初の「批評家になるな。いつも批判される側にいろ」という言葉。2016/01/18
ちいらば
25
このシリーズはモヤモヤした月曜の朝には特にうってつけ。電車の中で読みながらテンション上げてきます。2016/12/05
ひよピパパ
22
おなじみのNHK「プロフェッショナル」で取り上げられた人たちに影響を与えた57の言葉を紹介する。決して特別な言葉ばかりではないが、プロフェッショナル各人のエピソードとともに語られることで、その言葉のもつ意味を改めて考えさせられる。特に印象深かったのは建築家・隈研吾氏のエピソード。世界的に有名な建築家であっても「建築をデザインしている人は大したことはない。建築は場所であって、自分は引き立て役に過ぎない」と自覚する、その謙虚な姿勢に感銘を受けた。2021/02/10