生活人新書
良寛のスローライフ

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140882573
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0223

内容説明

生涯自分の寺を持たず、托鉢の乞食僧として過ごした良寛。質素で、自然を愛し、自然に根ざした生活を送った良寛は、まさに「スローライフ」の先駆にして最高の体現者だった。そんな良寛の暮らしぶりを身近に見ていた解良栄重の『良寛禅師奇話』にあるエピソードから、疲れてしまった現代人に向けた「豊かな生き方」のヒントを探る。

目次

第1章 スローライフの原点
第2章 ロハスな人生態度
第3章 ゆっくり・ゆったりのユーモア
第4章 心ゆたかな芸術家
第5章 内なる気骨を示す
第6章 無欲でしかも快活

著者等紹介

松本市壽[マツモトイチジュ]
1936年鳥取県生まれ。出版社で40年間、書籍編集に携わる。後半の20年間は良寛研究と顕彰のプロデュースに重心を置く。現在、全国良寛会常任理事、東京良寛会会長として、講演・執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

12
良寛の生き方や考え方を知りたいと思って読んでみたが、著者の世間への思いがうるさく感じる。良寛全集の編者であると言うことと、題名に惹かれて読んだが、失敗だった。やはり良寛の原著に当たるべきだった。2018/11/13

yuuta

1
寺を持たず仏教の教えに準じて托鉢を基本としていた良寛。食べ残しの有効活用の話もでてくるが、やはり流行やファッションのスローライフとは一線を画し綺麗なことだけではないようだに思う。我唯足るを知る。幸せはなるものでなく、在るもの、見つける物とはよく言うが、並大抵の苦労ではないだろう。そこを言行一致させ、さらに謙虚に生きている。これが清貧思想であり、根本は気骨と覚悟なんだろうと思った。2013/08/03

くらぴい

0
良寛禅師は新潟県出身の著名人であり、生活をボランティア乞食僧として、一方で文化的教養の深い、漢詩づくりの名人として、子どもと手毬をついて遊び、地元で奇異な目でみられながらも役立ち・貢献の人生を送りました。生活はスローテンポだったようです。2007/07/10

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