内容説明
「戦争で死ぬ覚悟」が、いよいよ日本人にも必要な時代となった。「未来の戦死者」たる私たちは、いま何を考えるべきなのか。世界で最初のヒバクシャが、自らの故郷を日本の「植民地」と呼ぶ沖縄の女性が、平和を獲得するべく書き続ける勇気あるジャーナリストが、戦争の意味を根本から問い直す。過去・現在、未来をつなぐ、比類なき反戦平和読本。
目次
第1部 この日本を再び戦争のできる国にはさせない(戦争と格差社会は表裏一体である;子どもたちが大人の善意を享受できる社会へ)
第2部 日本の友人たちよ。基地持って帰ってから、またんメンソーレー(「テイクアウトでお願いします」;イマジン;沖縄は日本の植民地である)
第3部 一粒の平和の種をまこう(ヒロシマの思想;被爆そして語り部へ;戦争の真実を知る旅;平和の種よ、世界へ)
著者等紹介
斎藤貴男[サイトウタカオ]
ジャーナリスト。1958年東京都生まれ
知念ウシ[チニンウシイ]
むぬかちゃー(ライター)。1966年米民政府琉球生まれ
沼田鈴子[ヌマタスズコ]
ヒロシマの語り部。1923年大阪府生まれ
広岩近広[ヒロイワチカヒロ]
毎日新聞専門編集委員。1950年大分県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶっちゃん
3
例の辺野古の事が起こる前から読んでいたのだけど、 知念ウシさんとひろゆきと話させたらいいさーねー。っていつもの沖縄の事を考える調子で読んでいた。 でも、立ち止まった。ヒロシマの語り部・沼田鈴子さんの事は知らなかったけど、まさしく彼女が伝えていた事が全てなのだ。 『戦争は他国を差別し、蔑視することから始まるのである』政府に代わって、韓国や中国、アメリカへと謝罪し、被曝の事を伝え続けた広島の語る会の人たち。 この視点、決して右寄りではない私たちでも忘れがちである。 2022/10/13
星辺気楽
1
それぞれの立場で反戦を訴えている。高校生に、読んでほしい。 2018/09/16
tecchan
0
我々、そして、自分は、どれだけ基地に囲まれた沖縄に寄り添っているだろうか。おりから自民党国会議員のひめゆり書き換えの暴言。本書は、ジャーナリスト、沖縄、広島からの証言と意見による反戦の書。2025/05/09
seekingtruth105
0
戦後62年にあたる2007年に出版された本書は沖縄や広島の叫びである。不安定な世界情勢だが、沼田鈴子さんのように加害と被害の歴史を学び、自分が出来る事を見つけて動いていくことの重要性を感じた。地道でも、一人でも、小さなことでも、平和を実現していきたい。2022/10/09




