生活人新書
点心の知恵・点心のこころ

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140881880
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0277

内容説明

点心とは、「おやつ」や「夜食」に当たるものだが、中国の人びとの食生活では、それ以上に不可欠なもの。小腹が空いたときに、人びとは実にさまざまな点心の味を楽しみながら、同時におしゃべりやお茶も楽しむ。中国食文化を研究して半世紀を超える二人の著者が、四季おりおりに食される点心の特色や、北京・上海・広東・香港・台湾など各地の点心の魅力等々、尽きることのない点心の豊かな世界を紹介する。

目次

第1章 中国人と点心(点心とは?;昔話から見た点心の由来;中国でなぜ点心が発展したのか)
第2章 点心歳時記(行事と食のかかわり;暦について)
第3章 点心とお茶(「茶」の歴史をたどれば;発酵によるお茶の分類;地域差によるお茶の好み;色別の分類と代表的な名茶;茶の楽しみ方と中国人;お茶と点心の取り合わせ)
第4章 各地の点心(人の集いと点心;北京の小吃;香港・広東の飲茶;上海の下町の今昔;台北の夜市;その他の地方―西安など)

著者等紹介

中山時子[ナカヤマトキコ]
お茶の水女子大学名誉教授。外務省研修所講師。北京大学文学院中国文学系に学び、東京大学文学部中国文学科卒業。お茶の水女子大学教授や法政大学講師、明海大学教授などを経て現職

木村春子[キムラハルコ]
中国食文化研究家。中国料理研究会代表。日本ホテルレストランサービス技能協会顧問。お茶の水女子大学中国文学科卒業。日本中国料理協会相談役などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆうか

2
細かな内容が多かったので、さらさらっと読了。中国に行ったときのことをすごく思い出した。本当に、過大評価でなく中国の料理はどれを食べてもおいしい!中でもこの点心は、中国独特な食文化であるだけに特にどれもおいしかった覚えがある。お腹が空いたときに少しずつつまむ、というスタイルが、なんとも魅力的に感じた。貧困に困る民のために、あの安さで提供できるものになったと思うと納得。人口の多い中国だから、発展できた文化ということかな。あー、小籠包が食べたくなってきた。2015/01/12

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