内容説明
「感染したら症状が出るはず」「症状が消えたからもう薬はいらない」「抗生物質を使ったから治った」「コンドームさえ着用すれば無事」などなど、従来の「常識」には盲点が多い。基本的な知識を身につけ、確実な予防と治療に取り組むことを啓蒙する書。
目次
第1章 性情報―常識のウソ(小学生にセックスがわかるはずがない;性教育は学校に任せておけばよい ほか)
第2章 性感染症知識―常識のウソ(性感染症とは性病のことだ;世界中で性感染症は増え続けている ほか)
第3章 性感染症予防―常識のウソ(愛のあるセックスなら病気の危険はない;膣外射精で感染は予防できる ほか)
第4章 医者に行く前に知っておきたい―常識のウソ(かつて少子化=環境ホルモン原因説;シロウトには病気かどうかチェックなどできない ほか)
第5章 診断と治療―常識のウソ(「性器クラミジア感染症」たいした病気ではない;「性器ヘルペス」病原ウイルスは感染場所により二タイプ ほか)
著者等紹介
林義人[ハヤシヨシヒト]
1973年、北海道大学農学部卒業。出版社勤務を経てフリージャーナリストに。科学技術、医学・医療分野を中心に新聞・月刊誌・週刊誌などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。